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今回は特に中身が無い！！
「もはや整骨院ではない」の検索キーワードに「そうだよな」と改めて実感したサンチェです。多すぎるほどの情報が出回っていますが、これだけ情報が出回っていても業績不振の治療院さんがまだまだ多くあります。そんな方のために、↓のようなブログを書きました。簡単に言うと「意外と簡単なのでやってみて」という内容になります。
↑のブログは3月10日に書いています。1週間以上経過していますが、少しは行動できたでしょうか。口うるさく言いますが、動かないと現状が変わることはありませんよ。新しく立ち上げたサイトですが、「ブログを書く」という慣れない作業を深夜まで頑張っておられます。とりあえず、はじめることが重要です。
やりなれない未知の作業を頑張りましょう。治療院業界全体で考えると「モラルが高い業界」だとはお世辞にも言えません。色々、ライバル院や繁盛している院に対して思う事もあるでしょう。でも、他所は他所です。あなたが行動しない理由にはなりません。
他所と比べたところで何の進歩もありません。まして、ネット上で出回っている情報は「成功しているぜ」アピールが非常に強いですが、成功って人ぞれぞれの定義があると思います。あなたがしたい事が出来ていればそれが成功ですよ。決して「多店舗展開したから」「売上高が」などが、全て成功ではありません。
やりたい事を続けるために勉強しよう、行動しよう
これだと思います。治療院で成果が出ないケースの大半は、「頭の良し悪しよりも成果までに必要な距離を掴めていない」事だと思っています。簡単に言うと「舐めてる」てな感じです。これだけ、店舗数が多く食い合いをしている業界で開業するだけで繁盛するわけないですよ。
多くの治療院が広告費として、そこそこの金額を投資して集客している中で、作業もせずお金も掛けずに集客出来る方法が転がっているわけがありません。特別な何かを探すよりも、「やるべきことをしっかりとやる」が一番の近道です。あなたの院の従業員が未経験で入社後2~3週間で「自分の技術力では、患者さんを助けることが出来ないので辞めます」と言って来たら、「舐めてんのか、そんなすぐに出来るわけないやろ」となるはずですが、それと同じです。
ここから本題：整骨院業界の常識？を疑ってみた。
会員制は業界の常識となるか？
これは十中八九ならないと思います。治療院での会員制が増えているようですが、規制が甘いためエグイ設定で会員制を取り入れている院も多いようですが、現在の治療院業界を見ていると、整骨院が自ら保険診療制度との兼ね合いで、社会的なイメージを下げたように、「行ける間に行け」的に感じています。
会員制全てを否定するつもりはありませんが、節度（もちろん、法的な問題も）があるんじゃないかなと。（仕事の依頼が減りそうだwww)「回数券や会員制は、患者さんにとってもお得」とか言いますが、これはキレイごとです。決算方法を都度払い以外で変更する目的は、１００％営利目的です。これが悪いと言っているわけではなくて、「キレイごと言うのはやめましょう」と言いたいだけです。
決算方法に関しては、私も色々やりましたが（良い事もエグイことも色々やったので、偉そうに言える立場ではありませんが）一つ言える事は、短期で考えずに長期で見ることをオススメします。（キレイごとだけで言っているわけではありません）
経営者さんの中には、会員制以前に回数券の導入に抵抗がある方も多いようですが、一つアドバイスを「自分が納得する決算方法を取り入れましょう」流行りなどで、抵抗がある決算方法を導入すると長くは続きません。都度払いの高生産性でもしっかりと利益を出すことは可能です。
エステなどでは「解約時の違約金の％の上限」や「継続での課金は最長でも一年間」などの決まりがありますよ。（独り言です）
整骨院業界に人材育成や右腕は必要か？
治療院業界全般で、人材育成の概念が増えているように感じています。人事育成もいくつか種類があって
- 現場作業を滞りなく行ってもらう為の人材育成
- 経営に携わるための人材育成
とありますが、大半の治療院では経営者が全ての舵取りをすると思うので、「2.経営に携わるための人材育成」が必要になる院は少ないのかなと。
関連：PM理論とSL理論から本当のリーダシップとチームワークについて考えてみよう
でだ、「1.現場作業を滞りなく行ってもらう為の人材育成」で問題が発生した場合の大半は、指導者側のスキル不足が問題だと思います。体感知で言うと７（指導者のスキル不足）：３（トレーニーのスキル不足）のイメージです。指導者側のスキル不足が問題で起きているのですが、指導者側がこれを受け入れることが難しいというのが、一番根深い問題だと思います。
また、従業員には「文句言わずに決められた事をやってくれたらいい」などの考えも良いと思います。これに合わせて、院内の環境を整えることが出来れば、可能になりますよ。変に優秀な人間はうるさいので、排除していく何てことは、治療院業界だけでなく、どんな業界でも当たり前に起きています。
「右腕を作る方法」と言いますが、能力的に優秀な人材（経営者の言いなりという意味ではなく）を繋ぎとめるだけの待遇を用意する事が出来るかについても、考えておく必要があります。あなたが望む右腕はどちらでしょうか。
整骨院、自費移行は本当に必要？保険診療だけでは無理？
保険診療だけではさすがに無理だと思いますが、完全自費に移行する必要は無いのかなと。現在、整骨院の自費移行が流行していますが、保険診療が使えなくなるという事はしばらく起きないと思います。（備えあれば患いなしですが）とはいえ、客単価が下がっていく問題を自費で補てんする必要はあります。
関連：整骨院経営、保険診療のみで今後生き残れるか？PART2
客単価を上げつつ、リピート率を維持向上させる方法が「あるか？ないか？」で言うとあります。少しずつ取り組んで改善していけば、答えはおのずと見えてきます。
地域一番？？なんじゃそりゃ
どんな定義で地域一番と言いうのかはわかりませんが、別に地域一番にならなくとも利益を出して自分のやりたい事を実現する事は全然可能。地域一番になることが目的ならば、何とも言えませんが。
カリスマ、ゴットハンド？？
最近特に、カリスマやゴッドハンドが異常に多い気がします。カリスマやゴッドハンドは自分で名乗ったりはしませんけどね。
治療家には手技トレが必須？
これまた大きなタブーに触れますが、これは自主的であれば問題ありません。ですが、強制となると「業務に関わる」となり、残業代が発生します。今はネットで検索する事が容易になっているので、昔に比べて労務問題に従業員が敏感になっているはずです。
「治療家は、手技勉強して当たり前だ」と労務問題をごっちゃにして考えると、退職時に全ての手技トレを残業代として請求するお茶目な従業員がボチボチ出てくると予想します。院内の雰囲気づくりと従業員の見極めをしっかりと行いましょう。今までは業界として常識的だったことが、通用しなくなることも今後は増えてくるでしょう。
優秀？天才？そんな人はほとんどいない
私も昔よく言っていましたが「頭が悪いので」「○○が苦手なので」になりますが、これの大半は「出来ない」というよりも「やったことが無い」が正解だと思います。
「ボチボチやれば、大半の人間は差がない」これは日々実感しています。ただ一つ、コツコツやりましょうね。すぐにやって「出来な~い」と投げ出すことは厳禁です。「出来なかった」というには早すぎる何てことにならないようにしましょう。
あともう一つ、残念ながら経営するという意味では能力に差はホトンドないと思いますが、運（立地、資金力）などは平等ではありません。愚痴ってもしょうがないので、やるしかないですよ。もしくは、やらないことを決断するか。
広告費の投資は必須？
規模によります。自費（整体院など）で経営していくためには、集客を仕掛ける事は必須になります。ですが、1~２人ならば長期的に作業を積み上げれば、広告費をゼロに近い資金で必要な新規を集める事も可能だと思います。規模が大きくなると広告費を投資しての集客は必須です。
言い換えるならば、広告費を投資しての集客が出来るまでは、規模を大きくするべきではありません。「予想外だ～」となる方がちょっと多すぎる気がします。
まとめ
「治療院経営者は舐められている」何て最近よく言われていますが
カリスマ、ゴッドハンド、地域一番店、「なぜ○○は○○なのか？」、「たった○○秒で○○が改善するのか？」、「一日○○分で○○出来た方法」みたいな、安い情報商材のタイトルに似た広告が治療院業界で多く出回っているのがその証拠かなと。
「現実は泥臭い」と思いますがいかかでしょうか。冒頭に予告した通り、何の生産性も生まない内容となっています。（予告したので許してください）
最近忙しすぎて、少し中二病気味なサンチェより。
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