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原点回帰という事で↑「カエル」になりました。治療院でも都度払い以外の決算方法を取られる院が増えてきています。今回は回数券について少し考えてみましょう。新患に回数券を販売して次回以降の継続購入が上手く行かずに苦戦されている院も多いですが、回数券や会員制継続課金などは売上が上がる魔法の方法ではないという当たり前の事を再度認識して改善に取り組みましょう。

確かに多くの院では都度払いで決算を行うよりも、回数券などを取り入れる事で売上が伸びる事もあるでしょう。タイトル通りに原点に返って考えると商売のというものは提供したサービスに満足して頂いたことで対価として金銭を受け取ります。特殊な決算方法を取り入れる事でリピートが起きるわけではありません。

確かにエグイ方法を取っている院も少なくないようですが、どれだけ自費に移行して保険(整骨院に限る)の問題をクリアしたとしても次に取る方法がこれでは悲しすぎます。

特殊な決算方法は満足していないのにリピートしてもらえる魔法の方法ではない!!

回数券の継続購入にお困りならば「満足する=金銭を支払う」という原則に返って施策を考えましょう。もちろん、様々な心理的なテクニックはありますが満足度というものに原点回帰して考えた方が恐らく解決策としては早いと実感しています。

回数券を継続購入してもらえないのは金銭と満足度が釣り合っていない事は間違いないでしょう。

「都度払いよりもLTVが伸びる」などの動機で回数券を取り入れても、最終的には満足度と向き合う必要性が出てきます。そこで気付くことになりますが、単発で回数券を販売するよりも結局のところ継続して購入してもらう事が経営していく事を考えると重要になってきます。(強引な決算方法についてはここでは触れません。そのため消費者を保護する法律があります)

新規集客にお金が掛ることが多くの院で避けられなくなっている今、LTVを伸ばすことはどんな治療院でも重要になってきています。満足してリピートしてもらう事についてしっかりと考えて院を運営していきましょう。マーチャンダイジングってやつですね。

満足度とは

何度も書きますが回数券などの継続購入が発生しないという事は金額と満足度が釣り合っていないという事です。では満足度について考えて行かなければいけませんが、「満足度をあげるために手技力を高めよう」というのはちょっと待ったです。

満足度とは様々な要素で構成されています。問診方法、手技、集客方法など購入までの様々な要素が満足度に大きな影響を与えます。マーチャンダイジングを見直す必要があります。

良くある話ですが、単価や生産性を上げるために「○○円で売りたい」気持ちは分かりますが、それはこちらの都合であって顧客視点に立っていません。満足度を上げるためには顧客視点に立って想像する事が一番の近道かなと思います。

患者さんの気持ちになって想像してみましょう。

顧客視点に立って考える頭のエクササイズ

あなたならその商品をその値段で買いますか?になります。あくまでも創造を超えることは出来ませんが、自分でも購入しないような金額で販売しようとしても上手く行かないと思いますよ。という理想論でボチボチ終わりにしますが、顧客視点に立って考えるはメチャメチャ重要です。

自分本位にならずに顧客視点に立ちつつ、確保したい生産性や単価でサービスを販売できるように頭と身体を使い院を運営していきましょう。業界全体で単価が上がってきていますが、まだまだ低価格を売りにしている院も多数あります。低価格の院よりも単価も生産性も高い状態で満足し販売してもらう事は容易な事ではありません。

「簡単な事ではありませんが、不可能なことではない」という強い気持ちを持って院全体でことに取り組みましょう。

満足度とは何ぞや?????原点回帰!!です。頭とカラダををフルで動かしていきましょう。


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