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毎度でございます。さて、時折経営者さんとの会話で出てくる「安定経営」についてですが、実際この状態はどのような状態を指すのでしょうか。答えが明確なようでコレと言った答えが無いような状態だと思います。なので「事業を続けることが安定経営」という定義で話を進めて自論を展開していきます。

そう考えると「新規獲得コストを下げること」・「従業員の満足度を高めること」・「サービスの満足度を高める」などなど必要な事は沢山ありますが、どれもパッとした感じがしません。(自分で書いて何ですが)

もう少し要約すると治療院を経営し続けるために必要な事は以下の2点になるかなと。

  1. サービスを提供する人の確保と育成(自分または従業員)
  2. サービスを利用する人(顧客)

この2点を絶えることなく維持し続けることが安定して経営を続けることかなと思います。新規だけを集客できても、人材確保と育成だけでも経営を安定させることは出来なくて、両方が実現できた時にそこに売上高が発生します。

ありふれた答えですが安定経営に必要な事は変化すること

「時代に合わせて変化すること」ありふれた答えですが、安定経営に必要な事はコレにつきますね。先日黒酢ダイエットの播野勤 (タマノイ酢)さんがカンブリア宮殿に出演されていました。そこでも「変化をすることを最優先に」を目標として経営をされているようです。

「時代に合わせて変化すること」誰もが聞いた事のある言葉ですが、実践するには勇気のいるなかなか難しいことです。

と言いますのも、変わることが必ずしも正解とは言えない場面もあるからです。もう少し正確に言うと企業ごとに変えてはいけない事と変わらなければいけない事が違うように正解がないのが難しいところですね。

「変わらない」という決断をする時に覚悟はあるのか?

何でもかんでも時代に合わせて変わる必要はないと思います。ですが、「変わらない」という決断をするという事は経営面においては不利になる場合が大半です。そのうえでの「変わらない」という覚悟が出来ているのかが重要なところです。

お気を悪くされるかもですが、「このままで良い」という判断をした方を見た時に感じるのは「変わらない」のではなく「変われない」のではないかと度々感じます。

「変われるのに変わらない」と「変われない」のとは決定的に違います。そこには埋められない差があります。

集客も人材問題も延々に続く普遍的な方法論はない

時代に合わせて集客も人材問題も必要なスキルが変わっていきます。「○○をすれば安定経営」というものはなく、院の状況や時代のトレンドに合わせて自院を安定出来るポジションに置くスキルが必要になります。

やじろべえみたいのモノでバランスを保つ必要があります。バランスを保つためには一見良さそうに見える施策も後にバランスを崩す事を誘発する事になりかねない場合は手を出さない判断も必要です。

 

という事で安定経営に必要な事は新規獲得コストを下げる事でもなく、人材を確保する事でもなく、その両方を維持できるために変化するという事でいかがでしょうか。

「ブログの更新頻度をもう少し上げて行かないとな」と思っている今日この頃です。


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