今回は古い話になりますが、遅刻した時にLINEを使って報告する事についてサンチェ式に語ってみようと思います。今回の件では、色々経営者さんごとに意見があって、それぞれの考え方が伺えます。確かワイドナショーでも取り上げられていて、そこでも意見交換がされていました。

遅刻だけでなく、ミスが発生した時の指導方法で組織の方向性が決まると言っても過言ではありません。「自分ならばこう指導する」と考えなかがら、読んで頂ければと思います。

「LINEで遅刻連絡」を分解して考える

色々な意見が経営者さん後にあるようで、ザックリ分けると以下のような感じです。

  1. 遅刻をLINEで連絡する何てとんでもない
  2. 別に良いんじゃないの?

↑の二つに分かれていますが、私個人的には遅刻の連絡は電話が妥当かなと思います。理由は簡単で、既に仕事が始まっているでの度々LINEを確認する事が面倒だからです。あなたはいかがでしょうか?

「遅刻」と「連絡方法」を分けて指導しよう

これをごっちゃにして指導しない方が良いでしょう。「遅刻」をしたという事実に対しての指導方法は常習性があるかないかで指導の方法が異なってきます。一年に一回あるかないかの遅刻ならば「気を付けや」で終わりますが、度々遅刻する人材にはそれなりの指導を行います。

従業員の方へ問題は空気を読む力だ

問題発生時の連絡方法は組織の習慣によるので、どの方法が正しいとは言えません。ある組織では「遅刻をLINEで報告」が習慣になっている事もあるでしょうし、ある組織では「電話報告」が習慣となっていると思います。重要な事は、「組織での習慣が何か」を見極めることが従業員には必要です。従業員の方にアドバイス、もしあなたの組織が「遅刻=電話報告」が習慣しているならば

「遅刻して、LINEで連絡したら火に油注ぎ、激ギレされる」と空気を読みましょう。この空気を読む力は従業員としては、重要な能力です。

「出世するしない」だけの問題ではなく、実際に「仕事が出来るか」にも比例すると実感しています。「LINEでの遅刻連絡」で上司の怒りをかった従業員さんは、実際の仕事も対して出来ないと思います。

当然ですよね、毎日顔を合わせて仕事している人間が「コレをやったら怒る」という事を理解していないという事は、お客さん相手にも良い対応で出来ていないこと間違いなしです。もしくは、上司がキレる事を分かっていてLINEで報告してきた可能性もありますが。(完全にやる気消失しているケース)

遅刻LINR連絡の指導論(サンチェ式)

「遅刻をLINEで連絡する習慣が無い組織」という前提で書いていきます。遅刻をLINEで連絡する習慣がある組織では、遅刻をしたことに対して指導すればいいので割愛します。

「遅刻した」という事実に対しては↑で書いたので、まあそんな感じです。問題は連絡方法に対してです。

「遅刻をLINEで連絡してくるとは何事じゃワレ~~!!」

という指導方法をメインには行いません。理由は↑の指導方法だと「連絡方法」に対しての指導になるからです。根本的な問題は↑↑でも書いた「空気を読む力」になるので、ここを指導する事が目的となります。「空気を読む力」に対して学んでもらわなければ、今後違う事でも「空気が読めない」が発生します。厳密に言うと「連絡方法」と「空気を読む」という2点を分けて指導します。

サンチェはこう指導する

実際には、遅刻した従業員がアルバイトなのか院長、院長候補なのかでも異なります。(SL理論ですな)従業員のレベルによって指導方法を変えるという事です。アルバイトクラスならば「連絡方法」についての指導だけで問題ありませんが、院長や院長候補になると話は変わります。という事で以下は院長候補以上に対する指導方法になります。

関連:PM理論とSL理論から本当のリーダシップとチームワークについて考えてみよう

  1. 遅刻した事実に対する指導
  2. 遅刻をLINEで連絡する習慣が無い組織で、LINEで連絡するという空気を読む力が無いことについて指導

以上の2点になります。特に2.が重要で今後マネージャーになろうかという人間が、空気が読めないのは致命的になります。ザックリ言うとこんな感じです。

  • サ:遅刻気を付けや(常習性が無い場合)
  • サ:ところで、LINEで報告してきたけど、今まで遅刻した人がLINEで連絡してきたことあった?
  • サ:無いよね。今後、院長目指しているのに「状況や相手に合わせる」「空気が読めない」という事は、ちょっと厳しいで。
  • サ:ちゃんと状況や相手に合わせて、適切な対処を取れるように行動に移す前にしっかりと考えないとあかん。

てな感じで、ガッツリ指導します。遅刻や連絡方法に対して指導するよりも、本人もこたえますしね。一つの事に対して「これが正解」というものは無くて「組織をどうしていきたいのか」という方向性を経営者がしっかりと持って置く必要があります。

仕事や対人関係は単純ではなくて、状況に合わせるという事が大事だなと、ネット上の意見交換を見て思いましたとさ。

しつこいようですが「メニュー作りました?集客しましたか?」もう四月になりますよ。


無料プレゼント:治療院安定経営に必要な4つのポイント

長期的に治療院を安定経営させるために必要なポイントをお伝えします。

・スタッフ採用前に準備しておくべきことは?
・メニュー価格設定をする基準とは?
・治療院営を最も不安定にさせる原因とは?                        

などなど、長期的に院を繁栄させるために必要なことをお伝えします。
  ブログの更新もメールでお知らせいたします。

貴院の治療院経営に取り入れ、土台がしっかりとした治療院を作ってっください。xY1anecBTjhprv91409980744_1409980887 (1)


4無題