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今年も残すところ僅かになってきましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。良い事も悪い事もあったでしょうが、唯一平等に時間が経過しています。「やらなければわからない」という事を実践して学ぶ事が何よりもの強みになるのかなと思う今日この頃です。そのためには行動した事を振り返る事が何よりも重要になってきます。

やりっぱなしになっていては、どれだけ行動を起こしても質が上がることはありません。(やれば良いという事ではない)出た結果に対して自己都合を捨てて俯瞰で見る力が必要になってきます。いまだに「最新の集客方法」などが業界では度々出てきますが、ツールよりも知っている方法の精度を上げて掛け算式に積み上げていく方法が現実的だと思います。(治療院業界の情報は「最新の○○」とか多すぎる気がしますが・・・)

さて、本題に入りましてこのブログの検索ワード(今年の分)を見ながら勝手に回答していきたいと思います。前回やったのが2015年のまたまた、せっかくなので勝手に答えてみました。になります。

今年も例年のごとく色々な事件や問題定義がなされていて、色々な人の意見を聞く事で「そうの角度から考える事も出来るんだな」と自分の考えの偏りに何度も気づかされた一年となりました。広い視野で物事を見る力は本当に重要になってくると思います。世の中で起きる問題には「これが正解」というものは無く、落としどころをどこのつけるのかがポイントになっているかと思います。「全員が幸せに」もちろんそれが一番ですが、そうキレイごとだけでは行かないなと。

ここから本題がはじまります。ゴーゴ・ゴー♪

1.整骨院 ブログ ネタ

「ブログが何やら良いらしいぞ」「経営者に書けと言われた」などなど色々検索理由はあるかと思いますが、ネタを探すよりも書く目的を明確にすることが重要です。書く目的がハッキリしていなければ書くことが目的になってしまいます。書くことが目的になっているならば、やめても恐らく何のマイナス要因も出ないと思います。例えばの一人問答をやってみます。

  • Q:なぜブログを書くのでしょうか?
  • A:集客するためです。
  • Q:集客するためになぜブログを書く必要があるのですか?
  • A:・・・・・

ではなくて

  • Q:なぜブログを書くのでしょうか?
  • A:集客するためです。
  • Q:集客するためになぜブログを書く必要があるのですか?
  • A:サイトにアクセスを集めるためとサイトを訪れた人に読んで頂くためです。
  • Q:サイトにアクセスを集めるためにはどのようなブログを書く必要がありますか?
  • A:#$#&$#$%#%#%を意識して書き、$&%$&をしっかりと構築していく事です。

てな感じでサラッと回答出来ないと、闇雲にブログを書いていても厳しいと思います。やることが目的になるのではなく真剣にやるという事です。接客業ロールプレイの問題点と改善点についてでも書きましたが手技練習もロールプレイもやるのは皆やるので精度を上げる必要があります。

2.広告費 無駄

これはやり方によると思いますよ。ただ単にやるだけでは利益が出ずらくなっています。広告を無駄なく配信するノウハウと利益を出す仕組みが必要になってきます。自社が広告費に対してどれだけ支払えるのかなどのビジネスモデルを見直していく必要があります。

これだけサービスが溢れている時代なので「知ってもらう」だけでもお金が掛る時代になり、商品力だけでは到底やっていく事が難しくなっています。(商品力が必要ないという意味ではありません)

集客に関するノウハウを外注するのか自社で行うのかの問題はありますが、どちらにせよ「何でもやる」くらいの覚悟が必要になってきています。

3.整骨院 これから開業 厳しい

「開業すれば儲かる」と夢見ているならば、悪いことは言いませんやめておきましょう。実際に開業してから気付くとそこに残るのは下手すりゃ借金まみれ何て事にもなりかねません。(友人にもいます)家族を持って「生活」があるので「根拠を持たない自信がそもそものミス」では全く笑えません。

本来は経営していくスキルがあるから独立するのですが、施術者として雇われている状況ではそのスキルを磨く事が難しいのが治療院業界の現状です。準備・準備・準備力です。

独立すると全て事を自分で管理しなければいけなくなりますが、これが難しいです。やりたい事とやらなければいけない事はイコールにならない事の方が多いとだけ書いておきましょう。

4.整骨院 求人 応募来ない

今後はもっと応募が無くなりますよ。間違いなしです。求人にも今後は資金が必要になってきますし、やっときた人材が長期で務めてくれる院作りも同時進行で必要になってきます。

関連:従業員やる気スイッチを探すそのまえに

関連:治療院求人の見分け方

先日質問でも頂きましたが、独立の良しを持たない従業員さんも増えてきていて長期間務めることが出来る院作りが今後増々重要になってくるでしょう。その為に必要な事は何のかを真剣に考えて日々経営していく事がポイントですな。

「経営理念が~」「リーダシップの方法」などを探すよりも当たり前のことをやることが大切です。足し算ではなく引き算になっている事を改善する事が先決です。(多分)

5. 接骨院 サービス残業 対策

従業員さんが検索したと仮定して書きますが、残業になっている時間を日々手帳などに記録し労基に相談しましょう。労基に相談する前に自分で経営者に「NO」や支払いを要求す方法もありますが、これはこれでやると恐らく今後スムーズに仕事を続けることが難しくなると予想します。

どちらにせよ、多かれ少なかれ揉めることは避けられません。一度、従業員時代に「NO」と言った経験がありますが「チームワークを乱している」とか関係のない事でチクチク来ますでの、強い意志が必要になる事は間違いありません。

サービス残業と自己を磨く時間との線引きをしっかりと行い、自分がどうしても嫌ならば動きましょう。動く時には周りの目を気にしていては話が進まないので「空気読めません」とシラットした顔で淡々とやりましょう。大事になる前に解決する事を祈ります。

6. ニュースレター 治療院、 整骨院 ウォーターベッド

ニュースレターだけでなく、顧客管理ツールなども必要ないと思っています。効果が無いという事ではなく「今、それやるべきか」と考えて頂くと答えは明確かなと。

「何となく必要かも」に労力を割くよりも、避けている苦手な事をこなしていく事の方がよほど話が早いと思いますよ。

マジでいらない!!(他にやることが確実にあるはず)

7.安い接骨院 やっていける?

これはかなり厳しいと思います。正確に書くと単価が低いことが問題ではなく、生産性が低いことが問題になるのでこの問題点はどこかに負担が掛ります。過度に負担が掛った状態は長く続かないので、低生産性の接骨院のスタイルを取る事はあまりオススメいたしません。

8. 整骨院 自費 移行、値上げ

流行などに乗ってやるような事ではないかなと。「値上げで潰れる企業は無い」や治療業界全体で値上げが流行していますが、安易にやると痛い目を見る事も少なくないかなと。価格に市場は敏感です。だからと言って無理ではありませんが、準備をすることが重要です。

冷静に考えて頂きたいのですが、あなたが普段利用しているサービスで値上げが起きた場合、利用しなくなる事も検討しませんか。これが大半の反応だと思います。では値上げをしても利用して頂くための理由が必要になりますよね。その理由とは「何か?」に対して答えを持っておく必要があります。

9.接骨院 コンサルタント 求人

コンサルトンとは「今日からコンサルタント」と言えば誰にでもなれます。ですが、なる事と仕事依頼が来るのかはまた別の話になります。治療院コンサルタント求人で検索するとレセコン会社などの大手企業に就職するという方法もあります。また、数人でコンサルタント業を運営されている方も多いかと思いますので、ダメもとで問い合わせする方法もあります。(○○協会など)

どちらの方法にせよ、信用を得るまで頑張る必要があるのでそこを乗り越えることが出来るのかという問題があります。そう簡単に人に任せることが出来るような職業ではないかなと思います。

オススメは個人で情報発信を行い、そこから仕事に繋げる方法です。実を結ぶまでには時間が掛ると思いますが、コンサルタントを目指すならば自分で仕事を得ることが出来なければそもそも能力が不足しているのかなと思います。

治療院経営は技術力、集客、マネージメントなどなど必要な能力は多岐にわたりますが、その中の一つに特化してコンサルするという方法もあります。とはいえ、バランスを見て指導をしないと経営状態を回復させることは難しいので、クライアントさんの意見を全て飲むのが仕事ではありません。時には必要なことをしっかりと説明し納得して動いてもらう事も必要になります。

コンサルタントという仕事は、その他の仕事と同様で良い事ばかりではありません。かっこいいイメージがあるかと思いますが、結構泥臭い仕事ですよ。客観的に経営状態を見ることが出来て、問題点の改善策が思いつき、それを相手に伝える力が必要な力なのかなと思います。

10.接骨院で無資格施術

今すぐやめるべし。流石にアカ~ン!!

無資格施術者を低賃金で雇って、数をこなす方法はさすがに終わりに来ています。まだまだ多いですが。

11.雇われている状況で収入を上げたい 整骨院

収入という言葉を副収入という概念ではなく、勤めている給料を上げるという考えで答えていきます。「売上を上げれば給料が上がる」とシンプルな仕組みならば苦労はしませんが、雇われている状況で給料を上げるならば可能性はは二つあります。

  1. ○○すると給料が上がるという指標があれば、納得いかなくてもそれ通りにやる
  2. 誰も他に出来ないくらい実績を出して給料の交渉をする

この2通りしかないと思います。現実的な方法は「1.○○すると給料が上がるという指標があれば、納得いかなくてもそれ通りにやる」で人によってはストレスを感じる事もあるでしょう。(私は苦手でした)

とあるところで雇われていた時にやったことは「2.誰も他に出来ないくらい実績を出して給料の交渉をする」をしました。(嫌な従業員ですな)揉める可能性もある事を承知で実行して下さいね。「給料を上げて下さい」という交渉はなぜか悪い事をしている雰囲気が出ることが多いですが空気を読まずに行きましょう。(私の場合は成功しました)

13.面接 猫かぶり

猫を被るのは従業員側だけでなく、院側もあるのではないでしょうか。面接を受ける時もする時にも意識している事は些細な事をしっかりとしているのかを意識してみています。初対面に近い状態で細部の事をいい加減にしているという事は仕事を一緒にしても問題が続発する可能性大です。

14.なぜ整骨院だけに保険厳しい

政治的な話は置いといて、元も子もない話をすると整骨院(接骨院)での保険適用範囲について考える事と優先順位の問題かなと。生命に関わる事から優先して予算を使うのは当然の流れではないでしょうか。

「病院でもいらない薬沢山出てる」とか言いたい事はあるかと思いますが、言っても仕方ないので出来ることに対応していった方が良いのではないでしょうか。整骨院の保険が今後楽になる事は無いと思います。色々と炎上し安い世の中になっているので、いつ整骨院の実情について本格的に取り上げられて保険が本格的に事実上利用不可という事になっても不思議ではありません。

今年は個人的に大きな変化があり、価値観が少し変わりつつあります。色々な面でバランス良くいる事が必要かなと。年が明けようが何をしようが現実が勝手に改善されることは無いので、ボチボチ焦りながら頑張りましょう。


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