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ニャー♪という事ではじまります。(ちなみに犬派です)

治療院業界の口コミサイトへの依存が年々増している気がする今日この頃ですが、今回は連鎖的に続いているキュレーションサイト閉鎖から学ぶべき事が治療院業界もあるのではないかという事でキレイごとたっぷりで書いていきます。幾らここで書いたところで何も変わらないのが現状ですが、変わらないからと言って同じことやるというのはまた別の話です。

治療院の口コミサイトで集客を期待できるとサイトと言えばほぼ独走状態とも言えるサイトがありますね。後発の口コミサイトが立ち上がっていますが、取って代わるのは容易な事ではないと思います。大半の治療院の課題でもある集客ですが、結果を出すためには資金or手間のどちらか、もしくは両方が必要になってきています。

もちろん、全ての口コミがやらせであるという事ではありません。がしかし、口コミサイト経由で「○○名集客できた」「他の院もやっている」などの理由で胸に手を当てると傷む院もあるでしょう。口コミサイトに投稿してもらうという事は自然発生的に起きる事は少なくて当然院側からお願いしているケースがホトンドだと思います。お願いして患者さんに投稿してもらうケースは問題ないと思いますが、明らかに関係者が投稿しているなどの口コミを見る事も少なくありません。これは流石にイカンですよ。社会的な制裁(閉鎖、システムの見直し)を受けても良いレベルだと思います。

本来あるべき姿としては口コミサイト自身が口コミの投稿を管理する必要があります。

米Amazonではやらせの口コミを投稿した個人にまで提訴が起きていたりしますが、本来は口コミサイトがやらせを投稿した院を提訴する流れが正常ですが、残念ながら黙認どころの話ではありません。業界の人間が見れば一目瞭然で「この院はやっとるな」と分かるはずですが、一般の方では見極めがつきません。騙されるユーザーが悪いという意見もあるようですが、完全にだ騙す方に問題があります。

新規が欲しいのはどこも同じ

ただでさえグレーゾーンが多い治療院業界の中で集客までもドス黒く汚れていくと、この先業界に入ってきた人達にとっては失望以外は何もないような気がします。技術力を高めると同時にそう言ったコンプライアンスの部分もより意識高く持っておく必要があると思います。

高い技術力を提供する事にやりがいを感じる方が多いように院全体でコンプライアンスを順守する事でモチベーションが上がるという視点も良いんじゃないかなと。新規が欲しいのはどこも同じで、だからと言って超えてはいけない一線というものがあります。口コミのやらせは経営努力とは言いません。

口コミサイトに注力せずにやるべきこと

今後増々集客については激化していくと思いますが、そんな中で治療院で今後治療院業界の方向性としてやるべき事を何度も書いていますが以下の2点です。

  1. 自社メディアの育成
  2. インハウスのマーケティング部を持つ

現在でもYOUTUBEなどに力を入れて再生回数を増やしている治療院さんが増えてきていますが、それ以上の事をやる院が今後確実に増えてくと思います。まだまだ広告は量で勝敗が決まる要素が強くなっていますが、それでは差が付きにくくなっていくるので今度は量を上げながら質を上げていく必要があります。

その為には上記2点が必要になって、これを実現するためには経営者さんのマーケティングに対する理解が何よりも重要になってきます。「ちょこっとやって結果が出ない」「PCは詳しくない」で止めているようでは難しい話です。

このサイトでSEO関連の記事をしばらく投稿し続けた時期がありましたが、如実にメルマガ読者解除が増えます。全ての院でSEOに取り組んだ方が良いとは思いませんが、真剣に治療院経営について考え経営者さん自身が技術力以外の事に注力していかないと本当に今後きつくなってきます。

脅すような事を書いて動いて欲しいとは思いませんが、経営者さん自身が業界の今後の厳しさを真剣に考え行動する姿勢を従業員さんに見せる事が何よりもの指導になるかなと。何て。

「治療院ホームページ制作」で検索して思うこと

「初期費用低価格で・・・」「ブログ機能が付いている」「PC苦手な方でも安心」などの文言を見かけますが、ハッキリと書いておきますが、予算を掛けずにPC(WEB)に関する知識もない状態で集客を期待するのは無理難題ですよ。本気で集客をしたいならば経営者自らWEBに関する知識を深めていく事が必須になります。経営者さんに知識が無いと仮にあなたの院に知識があるスタッフがいるとしてもしっかりと仕事をしてもらう事が難しくなります。WEB関連の仕事は基本時間が掛ります。(このパターンも良くある話)

「知識が無ければ勉強する、資金が無ければ用意する」は絶対的に必要になります。「検索順位が上がるように頑張ります」ではなく「検索順位が上がるようにメチャメチャ頑張ります」くらいで丁度良いかと思います。よく言いますが

  • 「やるべき事が分かっている努力は努力とは言わない」:必要なことを見つける事が大変
  • 「やるか、やらないかで迷っている場合ではない」

口コミサイトについてダラダラと書きましたが、やらせがこれだけまんえいしている状態だとまともに行っている院との区別が一般ユーザーにつかなくなっていきます。そうなると一度サイト自体を全て白書にしてシステムの再構築とルールの徹底を口コミサイトにお願いしたいところです。

可能性は低い話ですが、トップに書いたキュレ―ションサイトでは広告を依頼していた企業も叩かれています。やらせが横行しているサイトを利用するという事は口コミサイトに何かが起きた時に疑われても仕方がない状態になります。とはいえ、口コミサイトの集客力はまだまだ大きく新規に困っている治療院業界のニーズとマッチしているので難しい問題です。仮に口コミのやらせが特定の院で発覚したら、大企業ならば大炎上になります。Kindleのおかげで自費出版が容易になり、出版マーケティングをされている方も増えていますが、レビューの数が不自然な事も珍しくありません。(こんな事をしている人達がまともな仕事をしているとは到底思えません)

どうせ口コミを集めるならば自社メディアを持って管理運営していく方が長期で考えると、安心安全、有益かなと。楽ではありませんが。ホドホドに口コミサイトに口コミが集まったならば自社メディアを育てていきましょう。

キレイごとでは経営は出来ませんが、少しでもキレイなままでいるためにという視点で経営に取り組みたいものです。口でいくらきれいごとを言っても裏でやっている事がドスクロではそのうち間違いなくボロが出てきます。どれだけ高い治療技術を提供していても同じです。

今回の内容は口コミサイトの利用を反対するものではありません。「ツールは正しく使いましょう」という話です。幹部を集めて会議をするならば業界や自社が抱えている問題を利益確保しながら、どうやってクリアしていくのかを真剣に議論する事で本当の馬力が出てくるのかなと。

「○○○○で集客する方法」と検索すれば様々な事が出てきますが、敢えて使わないという選択しもアリかなと。代わりに何かを別の手を考える必要がありますが。

偉そうに書いていますが「私は真っ白だ」と言えません。(口コミのやらせはありません)激化している業界の中で見境がなくならないように一手を打つ前に色々と考えてから決断しましょう。従業員さん口には出しませんが、見るとことは見ていますよ。多分www

治療院経営を楽しむ余裕を持つために、少し本気で頑張りましょう。

「キレイごとだけでは生活できない」けど「キレイごとを言えるようにガンバルンバ」みたない。


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