えーと、この手の話題も時折出てきますが。従業員のやる気スイッチを探せ!!ですが経営者ならば一度や二度は探したことがあるのではないでしょうか?
その日の気分でムラのある仕事をする従業員にイライラが止まらなかったり、協力的でない従業員の機嫌を伺ってみたりなどなど、何とか成果を出してもらうためにあの手この手でやる気スイッチらしきボタンを手当たり次第押したことがあるでしょう。
身も蓋もない話ですが、ヒトに押してもらわなければやる気が出ない人材は論外です。
金銭はやる気スイッチになるか?
これに関しては以前書いた報酬(金銭)は従業員にとってモチベーションとなるかについてをご覧ください。
一言で言うと金でスイッチが入る人もいれば、そうでない人もいる。になります。これ当たり前なんですが気付いていない方結構いるんじゃないでしょうか?
給料アップとかボーナス支給とかというものは、モチベーションを上げるためにするのではなくて、やった事に対して評価を形にするために存在すると思います。もちろん、最低限の賃金は必要ですがモチベーションを上げるためにお金を支払う事には大反対です。
それどころか、たいして何もしていないのにお金を支払うと大きな勘違いが発生し、後々ややこしい事に成るので注意が必要です。かなり当たり前の話ですが、従業員への教育にとっても大切で「お金を稼いだから貰える分が増える」という流れを認識してもらいましょう。
これが無ければ「最近、忙しいから」「指名が多いから」などで給料に対する不満が出てきます。どんなに頑張っても、利益増えなければ、給料は増えない。」これ認識してもらって下さい。
それでは、本題です。「やる気スイッチを探す前に」についてですが、ズバリ↓です。
やる気スイッチを探す前にやる気失せるスイッチを押さないで!!
です。
やるき出してもらうために「給料上げようかな?」「褒めてみようかな?」などなどする前に、とにかくやる気失せるスイッチを押さないで下さい。
そもそも論ですが、人にケツ叩いてもらえないと高パフォーマンスの仕事ができない人材は放置プレイで良いと思います。一時的に頑張っても自主的に動いてないのですぐに元通りです。高質な人材は放置していてもバリバリやりますよ。経営者のケツ叩くくらいバイタリティーにあふれていると思います。
重要な事は、自主的に動く人材に対してやる気失せるスイッチを押さないようにする事です。皆で感謝の気持ちを伝えあったり、握手したりで従業員のモチベーションが上がるわけないです。そんな時間あるなら仕事すると思うのが普通だと思いますが。
暇な人や仕事出来ない人に限って「今、ありがとうがなかった」「感謝の気持ちが感じられない」などの話が出てくる気がします。ゴリゴリ仕事している人たちが集まるとそんな事言っている場合じゃない時もあります。
治療院のやる気失せるスイッチとは
治療院で良くあるやる気失せるスイッチを考えてみました。
- 自分で言った事(約束)を覚えていない。
- 労基守っていない事をウソついて正当化する。(ググったらばれるちゅうねん。逆に信じる従業員は相当ヤバイ。)
- 断れない雰囲気の勉強会(自主参加という名の強制参加、経営者が時間を奪うから従業員も時間を大切にしなくなる。そして、本当に勉強したかったら子供じゃないから自分でする。)
- とにかく理不尽。(YESマンが周りを固めている傾向が強い)
治療院業界は他業種に比べて人材の質が低いと思います。だからこそ、仕事内容を単純化しておくことと採用までにしっかりと時間を掛けて見極める事が重要です。
採用してから人を変えることは時間と労力がハンパないですよ。というか不可能に等しいです。だから、他業種では採用までに時間を掛けて面接や現場見学などにエネルギーを注ぎます。その前に、選べるほど応募があるかという大きな問題がありますが・・・
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