人材採用後の問題発生要因としてよくある、雇用者側、従業員側の双方の言い分として「こんなはずじゃなかった」を防ぐために今回は面接から採用までの間に行うオリエンテーションについてご説明します。
その前に「○○採用術」何てことを聞きますが、そもそも低賃金の長時間労働に黙って耐えてくれる人材なんていません。(子弟制度は別)能力のある人材を採用し繋とめるためには、環境と待遇が必要になります。「どんな人材でもいい」ならば話は変わってきますが。
正式採用までに院の方針を伝えておこう
新採用の従業員にとって退職の原因となる最も高いものは「コミュニケーション不足」だと思います。オリエンテーションを行う事で、採用後の「コミュニケーション不足」の防止や院の方針の認識不足等を最小限に防止する事が可能です。
何だかよく理解していないまま採用してしまうので「思ったのと違った」や「コミュニケーション不足」が発生し、疑問に思ったことが聞けなかったり、意図とした内容と異なった形で伝わり退職に繋がります。
採用までの流れはどんな感じが理想??
多くの治療院さんでは、面接→採用の流れが多いと思います。少数ですが、採用までに現場見学を行っている院も少しずつ増えているようですが、その現場見学と同じタイミングでオリエンテーションを行いましょう。
面接→オリエンテーション→仮採用→本採用
↑てな感じですね。
オリエンテーションは何をするの?
これに関しての詳細はコンサルティングをお申し込みください。www
採用までの流れを感覚で行う院が多いように思います。採用までの流れも、先人たちがテストを繰り返しルーティンを作ってくれています。
ザックリ概要だけ話すと、オリエンテーションの内容は
- 現場見学
- 経営方針の説明
- 本採用に必要な事
- アピアランス(身だしなみ)規則の説明
- 研修期間の説明
- 給料体系の説明
- 各庶務務説明
ザックリ、ザクザク説明するとこんな感じです。院を経営していると、人件費を削減することを重要ししてしまいがちですが、投資の概念を持って行いましょう。少々の人件費の削減を重視するよりも、2~3ヵ月採用後に退職した人件費を考えると、答えはおのずと出てくるでしょう。
という事で、患者へも従業員へも「こんなはずじゃなかった」を起こさないように準備を行いましょう。根本的なところから改善する事が必要なケースが多くなるでしょう。少しだけではなくて、思い切ってやり方を変える必要があります。
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