自費メニューの一環として美容メニューの導入が流行化しています。そんな中でも「売れるもの、売れにくいもの」と大きく分かれています。業界で流行しているからという理由で美容メニューを導入しても「思ったよりも売れないな」となっている院も多いのではないでしょうか?
よく小顔などのコンテンツを購入し実践したものの、リッピ―ト購入が取れずに困っている院の話をよく耳にします。また、別の話にはなりますが美容メニュー導入時の注意点は下記のエントリーに
ルール無用で売る行為を行うと業界の評判が増々落ちていくので、見直していただきたいものです。幾ら業界の規模が小さいとはいえ、ルール無用の状態は「自分たちさえ良ければいい」というかつての保険制度と同じように感じます。色々なサイトで返金、各種関係法規においてクレームが多発しています。
消費者のモンスター的なクレームもあるでしょうが、それも込みでクレームは起きない方が良いのは間違いありません。
売れやすいもの、売れにくいものの違いは???
美容メニューだけではありませんが、LTVが増大するために必要な事は「改善するのに回数や期間が必要と認識されている」メニューになります。「悩みが深い」という事も一理ありますが、それよりも「改善するのに回数や期間が必要と認識されている」の方が売れやすいと思います。
購入前にある程度「改善するのに回数や期間が必要と認識されている」と認知されている商品という事がLTVを伸ばすという意味では大前提になります。よくありますが無料体験や安価でのお試しで「リピート率が悪い」と尾根が気の声を聞きますが。お試しはあくまでもお試しであります。
そう都合よくはいきません。スパーの試食等で「試食ばっかりや」と嫌になるならば、初めからやらない方が良いです。無料体験などは違う使い方もあると思いますが、それは内緒の話です。試食などを見かけると「無料だから食べる」のような人も非常に多いように思います。別に食べたくもないんでしょうけど「無料だし、ラッキー」てなもんです。
話を戻して「改善するのに回数や期間が必要と認識されている」ものと認識されていないメニューの例になります。
認識されているもの(売れやすいもの)
- ダイエット
お試しやカウンセリング等でいきなり激ヤセするなんて思っている消費者はいないと思います。稀にトンデモない人はいますが、あくまでも比率の問題です。
認識されていないもの(売れにくいもの)
- 小顔
- 産後
色々な影響で治療院業界でも流行していますが、小顔や産後メニューで大きく売上高を伸ばすためにはメニューを作るだけでは売上高を伸ばしていく事は難しいと思います。
顧客視点で考えると、小顔や産後などは興味だけで申込される方が多くなる傾向があります。「テレビでやってたから」「雑誌で見たから」など悩みと直結しているとは考えにくいです。
以上の理由で好き嫌いはあるもののダイエットメニューの導入を強くオススメしているわけです。
1人整骨院自費導入ならばダイエットメニューはどうでしょう? Part2
という事でダイエットメニュー皆さんいかがでしょうか?「売れる、買う」という事を顧客視点で考えると問題の糸口が見えてくるではありませんか?
売れにくいメニューを売るために必要な事は
この答えはすでに出ていると思いますが「改善するのに回数や期間が必要」と認識してもらう必要があります。良く言う患者教育というものです。問題は患者教育を来院前にするのか、とりあえず来院してもらってから行うのかのどちらかになります。
どちらの方法も一長一短ありますので、特性を理解し取り組むことが重要です。
来院前に患者教育を行うという事は
結局成約率が低いという状況は、どの戦術を自分が行っているか認識できていない、もしくは適正に行えていないという状態だと思います。
来院前に患者教育を行うという事は、各種コンテンツで行う事が一番適正で
- 「お客様の声」
- 「ブログ」
- 「タレントなどの来院」
- 「各種雑誌などに掲載」
などがコンテンツになります。3.4はもちろんお金が必要になります。タレントなどのお客様の声を見て「わー○○さんが行っている院なら私も行きたい」と思うのは一般消費者くらいでしょう。料金が発生するのは当然で、よほどコネクションがないと無料で何てことはありえないと思います。だって、タレントの顔が商品になっているわけですから当然です。
小顔などのメニューで高額な院は、揃ってタレント(読者モデルなど)を使用しているのは確証バイアスを狙ったものになります。
お客様の声も今ではどこの治療院でも行っていますが、問題は量と内容になります。
多くの治療院が取り組んでいる方法で、他院と違う成果の望むならば当然、量と内容を高めていく必要があります。という事で、他院がどんなお客様の声を収集しているのかなと調査してみて下さい。大半が同じようなコンテンツになっています。そうなってくると、量の問題だけになってきます。
後発組が勝つには量と内容で、一気に巻き返しましょう。
コンテンツ作りに必要な事は「どんな顧客に来てもらいたいのか?」「どんな方針で施術を行っているのか?」「それらの理由で来院に繋がるか?」などを想像しコンテンツを日々作って行くことが必要になります。
さて、あなたはどんな商品を売っていますか?
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