以前、書いた1人整骨院自費導入ならばダイエットメニューはどうでしょう? を書きましたが皆さん何かしら行動されたでしょうか?
「治療院でダイエットメニューどう思いますか?」と質問したところ、「やってみたいが方法が分からない」が多数ありましたので少しヒントを書いてみます。本題の前にちょこっとアドバイスを1つ。店舗で新しいメニューを導入する前に理解しておいて欲しいのですが、どんなにその商品のクォリティーが高かろうが売る気が無ければ売れないという事は覚えておいて下さい。
売れるという事は何なのか?
特に既存顧客に関してですが、どこぞのフランチャイズ契約をしてパッケージを購入したところで勝手に売れる事はありません。「売る気があるか、売る気がないか?」が新メニューが売れるかどうかを決定します。大前提ですね。従業員を抱えている院ならば、院全体で「商品を売る」という事をしなければいけません。「全然売れない」と大騒ぎする前に売る気があるかを確認しましょう。
「売る」という行為を徹底して出来ているか?それはコミュニケーションレベルがどうとかの前の話です。では「売る」という行為は何なのかですがごく簡単に言うと「買いませんか?」です。この回数を単純に増やさなければいけません。これだけではないですが第一条件です。
何度も言いますがトムソンベッドや高額な治療機器、姿勢分析器を購入する事で「売れる」わけではありません。そこそこの単価を購入してくれる患者を集める事や時間当たりの生産性を考慮し、問診時間や広告、メニュー表をアイテムとし「売る」事をする必要があります。
ダイエットメニューってどんな感じ?
ダイエットメニューは特に販売方法や商品を間違うとストレスが多きくなっていきます。昔流行った「耳つぼ」も1つの契約で高額になるのですが、エステ業界と同様に販売者に大きなストレスが掛かるため、退職者が続出したりが頻発し(それだけではないですが)苦労しているようです。
私もいくつかダイエットメニューを自分で考えて実践してきましたが、あまり販売者がストレスを抱えるような方法をとる事はオススメ出来ません。(個人差はあると思いますが、まあまあ辛い)「売れるが、こりゃあかんわ」と速攻で中止しました。
ダイエットメニュー作成時のポイント
- 時間あたりの生産性を正確に算出。
- どうすれば、販売者のストレスを減らせるかを考慮しても良いと思うよ。
- 高額機器は購入しない。(売れるか分からない物にいきなり資金を突っ込まない。資金に余裕があるなら別ですが)
- そこそこ売り上げを望むならば「集客」する事を大前提とする。(メニュ‐だけ作って集客もせずに「売れないわ~」は無しです。)
- 広告で人を変えられると思わない。(詳しくは後日書きます。)
1.時間値の生産性を正確に算出。
ダイエットメニューはそこそこの単価になるので、時間値の生産性に関してドンブリ勘定になりがちです。しっかりと所要時間に関して時間当たりの生産性を考慮して組み立てましょう。コースが売れたものの人時生産性がドエライ事に何て事にならないように。
2.どうすれば、販売者のストレスを減らせるかを考慮しても良いと思うよ。
これは上記に書いたので割愛します。メンタル面が強いならば良いかも知れませんが、今後従業員がする事を考えると・・・
3.高額機器は購入しない。(売れるか分からない物にいきなり資金を突っ込まない。資金に余裕があるなら別ですが)
これは常々言っていますが、高額だから売れるのではなくて「売る気があるから売れる」のです。そして、今の世の中に100%売れる物はありません。なので「売れる」かどうかが確定してから、しっかりと設備投資していく方が賢明ではないでしょうか?高額機器を購入したものの、ローンも残ってるしで惰性で使っている方も多いのではないでしょうか?
4.そこそこ売り上げを望むならば「集客」する事を大前提とする。(メニュ‐だけ作って集客もせずに「売れないわ~」は無しです。)
既存顧客に対して販売するのなら、集客に関して考える必要はありませんが大きく売上高を望むならば集客は必須ですよね。ダイエットメニューは強豪が増えるためしっかりと広告を運用する必要があります。しっかりと感覚が掴めるまで、資金と時間を投資するつもりが無ければ、集客に対して手を出さない方が良いと思います。
1回や2回広告を出して成果が出ないからといって、諦める方が多いように感じます。しっかりと最後まで作業する覚悟が必要です。
5.広告で人を変えられると思わない。(詳しくは後日書きます。)
ダイエットメニューだけではないですが、集客や成約を取りたいがために広告文や問診方法が過激になりやすい傾向があります。
平成25年3月18日
生活文化局東京都は、株式会社不二ビューティ(たかの友梨ビューティクリニック)が提供するエステ「幹細胞美顔トリートメント」の広告表示について、不当景品類及び不当表示防止法(以下「景品表示法」という。)第4条第1項第1号(優良誤認)及び同条同項第2号(有利誤認)に違反する表示であるとして、同法第7条の規定に基づき、本日、表示の改善を指示しました。
1) 様々な表現を重ねることで、幹細胞成分配合の化粧品を使用した施術により、著しい美容効果を得られると思わせる表示(優良誤認)
2) 表示された期限までに申し込んだ各サロン先着30名に限り適用される価格であると思わせる表示(有利誤認)
幹細胞成分による美容効果等を誇大にうたったエステの広告に改善指示のように度々行政指導が入っています。簡単に言うと集客や契約するために「出来もしない事やウソついて契約取ろうとするな」と規制があります。とはいえ、いくら注意したところで違法広告が減少する兆しが無いので(イタチゴッコ)契約後に一般消費者を守る法律も存在します。
私が知っているところでも、生産性は恐ろしく高いですが顧客が消費者センタ-に行くわ、従業員の離職率が高いわの店舗もあります。「集客する、売る」だけでなく、その先の事も視野に入れてマーチャンダイジングする必要があります。
まとめ
一見難しく感じたかもしれませんが、いきなり高額機器に手を出さなければ自分でも出来ると思いますよ。私もいくつかダイエットメニュー作成しましたが、どれも初期設備投資5万円以内でやりました。とりあえずメニューを概要を作る→既存患者に販売と集客→数人に販売して、随時修正→集客本格的に開始の流れでした。
ということで5月の売り込みです。
題して
「あなたの治療院にダイエットメニューいかがですか?ガッツリ作業する覚悟と売る覚悟がある方だけお申し込み下さい。」コース
そこそこ客数がある治療院さんならば、集客しなくても現状プラスダイエットメニューの売上高がプラスされます。本格的に集客するならばそこそこの売上高を狙う事も可能です。具体的に「いくら売上取る事が可能ですか?」の質問に関しては「いくら売り上げが欲しくて、いくら広告費を使えますか?」で変わるので具体的な数字は避けておきます。
今回のコンサルティングの特徴
具体的なサービス内容は「このダイエットメニューを取り入れて下さい」というものではありません。あなたの院の設備(スペースや資金など)に合わせて、1からダイエットメニューを作成していきます。同じ様なメニューでも価格設定や集客、生産性を誤れば利益額は大きく異なってきます。
あなたが「こうやりたい」という事と私の「こうした方が良いよ」のバランスを打ち合わせしながら進めて行きます。
コンサルティング申し込み前の注意点はこちらをお読みください。
コンサルティング内容(期間3~4カ月程度)
スカイプとメール。当方初めての方は、距離にもよりますが一度対面で初回打ち合わせを行う予定です。遠方の場合要相談となります。
- 打ち合わせにて方向性の決定。(メニューのコンセプトや生産性、各種ツール作成アドバイス)
- 打ち合わせ内容に沿って作業して頂き、メール、スカイプにて報告と修正を繰り返す。
- 実際に販売、反応を見て随時修正を繰り替えす。
- 集客するならば、各種広告関係作成(サイト、チラシ等)と集計や管理方法、お客様の声の取り方についてアドバイス。
- 関係法規書類作成に対するアドバイス。(最終的には士業の方に確認を取って下さい。)
といった感じで、1からメニューを作成し販売から集客、クロージング、数字管理まで全てサポートさせて頂きます。最終的にはコンサルティング終了後には一人でも管理販売出来るようにまで持っていく事が目標です。
従業員のトレーニング期間も、1日の時間にもよりますが最長でも2~3週間で考えてメニューを作成していきます。トレーニング期間を短縮するためにはツール作りがポイントです。
上記説明だけでは、疑問点(金額も含めて)があると思いますので下記よりお問い合わせください。
正式契約までに何度もメールにてやり取りをさせて頂く事になりますので、お気軽にお問い合わせください。いくつかこちらから、質問を返信させて頂きます。
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長期的に治療院を安定経営させるために必要なポイントをお伝えします。
・スタッフ採用前に準備しておくべきことは?
・メニュー価格設定をする基準とは?
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などなど、長期的に院を繁栄させるために必要なことをお伝えします。
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