photo credit: Invo's HBDI via photopin (license)

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引き続き立地選びになります。これまでも書いてきましたが(FC2で)改めてまとめついでに書いてみます。前回、前々回はこちら

こっそり話す立地選びの話、その一

こっそり話す立地選びの話、その二

戦略が違えば理想的な条件も異なるということですが、今回はドミナント戦略になります。まだまだ、形にされているグループは少ないですが多店舗展開を狙う治療院グループは頭に入れておいても良いかなと思います。

まずは、ドミナント戦略についてですが↓

ドミナント戦略とは、チェーンストアが地域を絞って集中的に出店する経営戦略である。同一商圏内における市場占有率の向上(独占状態)を目指す。ドミナント出店、エリア・ドミナンス戦略とも言う。 wiki1より引用

という事ですが、大きなメリットである商圏内での独占状態が出来ているグループはまだまだ少ないと思います。一定の地域内に集中的に出店し、認知度を上げて市場競争から勝ち抜けるという事ですが。それ以外にも多々メリットがありまして、それを治療院に当てはめて説明してきます、

ドミナント戦略ですがコンビニや飲食などのチェーン店が行っております。その他にもコンビニなど全国展開されている店舗でよくあります。

治療院における、ドミナント戦略のメリット

1.施術者の補填

治療院でのドミナント戦略の一番のメリットはこれかもしれません。治療院業界と言えば慢性の人材不足で、急な退職や休職などを近隣他店舗から補填出来るのでグループ全体の業績を安定させることが出来ます。

急な退職に対して、求人を行い採用し育成しというまでには時間が掛りますが、この間の業績低下を最小限に抑える事が出来ます。

2.広告費の効率化

リスティング広告であろうがチラシであろうが、どんな広告媒体でも認知してもらい、利便性の良い店舗を選んで通院して頂くという事が出来ます。

恐らくこの効果は獲得コストをそこそこ下げることが出来ると思いますので、そういった意味で

獲得コストが下がる(店舗数も多い為、資金も豊富)→さらに広告費が投資出来る

↑の良い循環が出来るので、集客数が伸びる事でしょう。同じような商品を扱っている場合には小さな個人院では勝ち目がなくなります。良く「以前に比べて集客出来なくなってきた」なんて聞きますが、今の時代は待つ集客ではなくて、いかに取りに行くかという事が集客の肝になっています。

3.認知度の向上というよりも、利便性の向上

整骨院規模では、多少店舗数を増やしたところで認知度の向上とはいきませんが、認知度というよりも店舗数が多いことによる利便性が向上することで来院頻度や集客数の向上が見込めます。「今日は、仕事先が○○だから△△の店舗に行こう」的な感じですね。

 

治療院のドミナント戦略について書きましたが、その前にどうやって店舗数を増やしていくのかという問題もあります。Fc契約か直営なのか色々方法はあると思いますが、店舗が増えると人も増えます。マネージメント力が問われるのが間違いありません。

店舗が増える事のメリットとデメリットを正確に把握して事を進めて行きましょう。個人的にはドミナント戦略は治療院ではオススメ出来ませんけどね。(人が増えると色々面倒な事が起きるので、好き嫌いの話です。)


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