前回に続いての話になります。

こっそり話す立地選びの話、その一

結局のところ「やってみなくては分からない」や「自院の戦略戦術によって適している立地は異なる」というはなしですが、今回は、少し観点を変えて話をしてみます。

現在は治療院といえでもネット集客ということは避けて通れなくなっています。では、ネット集客をすればどの店舗でも集客出来るのかというと、それは難しいと言わざるをえません。

「立地条件が良く、ネット集客が生きる」という方が正しいでしょう。人が集まらない環境で、いくらネット集客を試みてもよほどの独自性が無ければ集客することは難しいでしょう。話がそれますがこの独自性という部分ですが、治療院業界で打ち出すのは困難です。

独自性という部分は、コピーライティングや価格設定、コンテンツで作りこむ必要がありますが、手間がかかるのでそう言った意味では誰でもできるのだがあまりやらないという手法です。独自性を打ち出すために(顧客に伝えるために)必要な事は誇張表現ではなく、手間を掛けてコンテンツ(情報)配信を行う以外に方法はないように思います。

このコンテンツの作りこみをしないので、2ステップマ―ティングが治療院業界で主流になっています。

話を戻して立地選びについてですが、立地と言っても2つの考え方があると思います。独自の観点ですが、まずは

  1. 人が集まる場所(SCや商店街、駅地下など)
  2. 出店場所の違い(路面店舗、2階、地下など)

1.2の違いは微妙な説明ですが伝わりますかね。↑2点を抑えることが出来れば最高の場所となるでしょう。細かな事を言えば、駐車場などの問題もありますがそれは今回は置いておきます。

まず1.人が集まる場所ですが何よりもこの部分は抑えておく必要があります。人が集まらない場所でいくら2.出店場所が良い(路面店舗、2階、地下など)路面店舗であったとしても、これは商品の独自性と集客するための資金とノウハウが無ければ苦戦必至です。

ですが、人が集まる場所であれば出店場所が悪くても(2階、3階、地下など)、知ってもらう事さえできれば集客することが出来ます。最近ビル内に出店される院が多いのは、人が集まる場所ならばネットで集客できるという判断のためかと思います。

人が集まり、場所も良いこれが抑えることが出来れば最高の条件なのですが、店舗の売上高見込みを考えるとそうもいかないでしょう。そうなると、人が集まり、場所が悪い店舗でネット集客やタウン誌などを利用しての集客を場所が悪いデメリットを打ち消すことが出来るでしょう。

違う観点の話をすると、前回でも書きましたが看板を見て「ちょっと行こうかな」顧客を狙わないならば、出店場を良い環境(路面)などでを抑える必要が無いという事です。家賃という固定費を抑えて、広告費という変動費に変えられるメリットは店舗ビジネスでは大きなメリットとなります。

自費店舗では特に、↑のような「ちょっと行こうかな」顧客を狙わない戦略がメインになってきています。何にせよ集客戦略がとっても重要です。

どんな顧客を想定し、どんな商品を作り、どのように集客活動を行うのか?治療院と言えどもビジネスである事には変わりありません。看板を上げて事業として成り立っていた一昔前の整骨院のようには行かなくなってきています。

新規開業にせよ、分院展開にせよやる前に戦略を練りこんでおくことはとっても重要です。前の店舗が成功したとか以前の職場が繁盛していたという根拠では、苦戦必須だと思います。

さあ、考えよう。自分がどの道を選ぶのか?出来る出来る出来る、考えて考えて気が狂うほどに考えよう。「こうなったら良いのにな」という希望的観測ではなく、勝つべくして勝という事が勝利には必須条件です。(ちょっとまえにカイジ見たばっかりですwww)


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