全国的にかどうかはわかりませんが、後期高齢者へ(長期頻回利用者に向けて)「整骨院行っちゃだめよ」的な通知が出ているようです。「自費で請求するよ」的な内容だったと思います。まあ、似たような通知は今ままでも多々ありましたが保険診療に依存している整骨院では長期で頻度も高い後期高齢者が減少すると、まあまあの痛手になる院も出てくるでしょう。戦々恐々でしょうか?

患者照会書類もそうですが、患者の記入ミスを誘うような書式になっていてそれに関しては、整骨院側も色々と言いたい事もあるでしょう。柔道整復師のイメージダウンを狙う行政側の施行だとしても、あれだこれだと言ったところで、突き詰めた話をすると「療養費が適正に使われているか?」になると整骨院側は厳しくなりますよね。

今後は療養費に対する締め付けはドンドン加速していくでしょう。こんな現状をどう見るかですが、私的にはまだまだ行政も甘やかしてくれているなと感じます。徐々に締め付けは厳しくなっていますが、いきなり経営できない程の改定ではなく、どちらかと言うと「締め付け厳しくしましたよ」と行政内で報告する為に少しずつ改訂を行っているのかなと、そんな政治的な匂いを感じます。これまでも、不自然な改定は度々ありましたよね。後は、警告と猶予を伝えるために徐々に改定し「この間に次の手を見つけてね」的な事も含まれていると勝手に予測しています。

整骨院も情報商材的な業者さんも含めて、たくさん情報が出回っています。保険診療に頼らずに経営していく方法論も、ある程度確立されていて後は経営者さんの好みで選ぶ状態になっています。保険診療のみで経営を成り立たせていくことは今後不可能なので、猶予を上げるから次の手を見つけてね?と考えると行政も優しいなと思えませんか?無理やり論ですが。「やだ~やだ~」と言っていても何にも解決しないのでやるしかありません。もしくは出来るところまで現状の方法を続けて経営が成り立たなっくなったら撤退の道もありかなと。

厳しい事言うよ

これだけ情報が出回っていると、ある程度の方法論もが確立されている状況です。(質の問題はありますが)コンサル時にも「こんなに作業量があるんですね?」とチョコチョコ言われますが「○○すれば成果が出る」とやるべきことが見つかっている状況は非常に恵まれている状況だと思います。100%成果が出るとは限りませんが、2の手3の手は準備してあります。

大半の経営者さんが悩んでいることは「何をすればいいんだろう?」で、「○○しよう」の状況はやるだけなのでめちゃめちゃ楽な状態です。

これは↑でも書いた、療養費の締め付けにも通ずる話で「保険診療だけでの経営は、今後無理なんで今のうちに準備してね」と警告してくれている状況は恵まれています。いきなり、保険診療に対する締め付けが経営できない程のレベルでくることを考えると今の状況は恵まれているでしょう。

もうやるしかないんです。物は考えようで、マイナスと取るのかプラスと取るのかで状況は一変していきます。何にせよやるしかないことは間違いありません。

整骨院が今後の生き残りを考えるならば整骨院、客単価3000円越えとけ~と思う理由などでも度々書いてきましたが、療養費の減収からくる客単価の減少を抑えなければいけません。救いがあるとすれば客単価(自費価格設定)はこちらで自由に決めることが出来ます。(売れるかどうかは別の話として)

100歩譲って、整骨院の今後を考えると自賠責を除いて初めの第一歩で客単価2,500円は超えていきましょう。この数字がクリアできないようならば自費移行なんてことは夢の話になります。過去に客単価2,500以下の整骨院さんから自費店舗出店の相談がありましたが全力で止めました。これは当然で、整骨院で客単価2,500円以下の院の経営者さんは価格設定やメニュー作り、セールス法などの事が理解出来ていないので、そこからやり直しです。(急がば回れです)

今後の整骨院について不安がドンドン強くなっているとは思います。「こんなはずじゃなかった」の気持ちは分かります。でも時代の変化には適応していかなければいけません。

連休中に腹をくくって今以上の成果を望むならば連休中にするべきこと的にやめるべきことを決めてからやるべきことを決めましょう。能力なんて関係ない。「やったらできる」諦めるかどうかはあなた次第だ!!

キングダム激烈に面白いですね。これはやばい。


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