整骨院で客単価アップのためには富裕層を狙うという事ではない（程度はありますが）

整骨院客単価3,000円突破は今後も整骨院経営を続けていくうえで至上命題でもあります。3,000円突破がクリアできなければ自費に行こう何てことはまだまだ先の話になります。3,000円突破をする迄の過程には自費移行に必要なことがたくさん詰まっています。

整骨院経営、保険診療のみで今後生き残れるか？PART2

今後の保険診療の減収や柔道整復師などの有資格者の不足に備えて、自費に移行するためのスキルを得るための第一歩として3,000円突破するまでは集中して取り組みましょう。

整骨院で客単価を上げるためには富裕層を狙う必要があるのか？

これに関しては富裕層を狙う必要はないと思います。整骨院で販売する商品は数十万円という商品を販売している院が少ないと思います。高くても数万円単位の価格帯が多いと思いますが、数万円程度の価格帯ならば一般の方でも支払えない値段ではありません。

30万円～40万円などの商品のみをコンスタントに販売しようとすると富裕層を狙う必要がありますが、数万円程度ならば富裕層を狙うのではなく「解決したい」と事前にどれだけモチベーションを上げられるのかという事が大きなポイントです。

治療院のお客様の声は特典を付けてまで得る価値はあるのか？　でも書きましたが、ライザップやエステなどでは数十万円程度の価格帯でもコンスタントに売れています。そう考えると整骨院で3,000円突破は難しい道ではないと感じませんか。

もう少し突っ込んで書くと富裕層でも「買う」というモチベーションが低い時にはどんなに安くても買いません。簡単に言うと「いらないものは安くてもいらない」という感じです。少し騒動は収まっていますが「小顔」メニューでも数万円～10万円以上で販売されていましたが売れていました。購入した人が富裕層かというと一般の所得レベルの方も多かったはずです。

「この悩みを解決するために頑張って買ってみようかな」と思って貰えるかというところです。

富裕層＝単価が上がるの公式は成り立ちません。（上がりやすいという事実はあると思いますが）ましてや整骨院で3,000円突破への道は富裕層という要素はほとんど必要ないと思います。

相場価格よりも高い値段で売れる時には一定の心理的なフローがあり（もちろん、単価アップだけが利益アップの方法ではありませんが）客単価を上げるためには、どれだけこのフローをスムーズに作れるのか？という事が重要になります。

実際どんな結果を残してきたの？

これまで保険診療のみの整骨院などでも働いてきた経験がありますが、整骨院勤務時の客単価は3,400~3,700円くらいまで上がりました。ダイエットメニューを含むともっと上がりますが、整骨院から派生する売上での客単価はこんなもんでした。（自賠除く）

自分が現場を抜けても上記の数字が維持できていましたので、しっかりと取り組めば3,000円突破は難しい話ではないと思います。この程度まで単価が上がると次に進みたくなり、ダイエットメニューの精度を上げることやＳＥＯに関してエネルギーを使っているといった感じです。

これから動きだす整骨院さんへ

まず客単価アップに取り組むとよほど上手くやらないと既存患者にゴリ売りすると客数が減少します。リスク分散のために新患の客単価を上げることからオススメします。それが慣れて来てから既存患者へ販売していくとスムーズに進むと思います。

メニューの内容はどうすれば？

「とりあえず作って売ってみて下さい」と言うのが一番話が早いと思います。「メニュー作りどうしよう」という事で技術系のセミナーに参加するという判断は正直正しいとは言えません。誤解しないでいただきたいのはセミナーで学ぶ「手技がに価値がない」という事ではなく「手技の効果が高い＝売れる」という事ではないという事です。

これ本当に重要なことです。セミナーやDVD等の手技を学びそのまま実行するだけで、同じ単価が実現出来るならば、その教材は数千円や数万円程度で販売される何てことは起きません。

「メニューを作る」という作業と「売る」という作業を別のものとして考えましょう。この考えを持っていないと売れない時に「手技が悪い」という泥沼に入ってい行きます。

まずは開始しよう

客単価を上げる事で怖い部分もあるかとは思いますが、はじめの一歩を踏み出しましょう。整骨院で客単価3,000円突破は難しい話ではありません。シンプルで「やるかやらないか」の話だと思います。

行動を起こせば数字は動きます。と感じる今日この頃です。

「学びはセミナーで起きているわけじゃない、現場で起きているんだ」という事で皆さん頑張りましょう。

追伸：客単価が上がりやすいフローや価格設定は確かにあります。現場で患者さんの対応を観察してみましょう。そこに答えはあります。

◆「整骨院客単価アップのフローを導入せよ」のサービス

という事で整骨院客単価3,000円突破は、そう難しい話ではありません。どちらかというと、これまで価格が低すぎたのでしっかりと違いを明確にして価値に見合った金額を貰うイメージです。「安い方が有利じゃないの？」確かにその通りです。ですが、雇用形態を社員とするならば安売りに未来はないでしょう。

サービス内容と期間

1. スカイプ＆メールによるコンタクト
2. 集客支援
3. メニュー作成支援
4. セールスプロセス作成支援
5. 期間：3~6ヶ月

コツコツ作業する必要がありますが、頑張りましょう。「コツコツ」大変なことですが、どこのサービスでも「コツコツ」が必要なことは変わりまりません。