本日は、本題の前にちょこっと別の話をとあるブログの素朴な質問に勝手に答えてみました。諸事情があると思いますので、リンクは貼りません。(削除希望なら連絡下さい)
念のために、全く知らない方ではありません。(知り合いでございます。)
勝手に素朴な疑問に回答
下記質問内容:内容は端折っています。
「高額治療院の先生で予約枠がいっぱいアピール。がしかし、web予約を始めてみたり、症状別ページをスタートしたり、治療院経営者向けセミナーを開催したり。外から見ると、予約がスカスカにしか見えない。
いくら表面で綺麗事言っても、
この先の方向性もバレバレ、裏の思惑がミエミエなのに、
ここに集まる人たち、お金を払う人たちって、どういう考えで集まるのだろう。」批判ではありません。
素朴な疑問」
という事に勝手に答えてみます。以前、こちらでも書きましたが治療院経営者の勉強方法についてになります。治療院経営者だけではありませんが、経営者さんの多くは勉強家の方が多いように思います。ここがポイントでして勉強する際には、何を学ぶかが大切なわけですが、勉強方法が分からない方は情報収集するポイントが分からないので、自分が描いている理想像や成功アピールにグッと心を動かされてしまいます。
従業員「愛」が強い経営者さんに限って「愛情が大切だ」的な人材会社に引き寄せられるように。でも現実は、もっと生々しくてキレイことだけでは済まない事も多いのに、「理想だけを追いかければ思いは叶う」のような感じですね。
大切なことは、思いを形にする方法でっせ経営者さん各位!!
質問者さんこういう団体を見ていると、なんだか見えてきませんか?その団体に集まっている人は2つに分かれます。
- 本当に信じ切って、参加している人たち。
- 思惑は分かっているが、甘い汁を吸おうとしている人たち。
でしょ?こういうときは関わらないという選択肢しかないような気がします。残念ながらね。1の信じ切っている人たちの方向性を変えてあげたいとは思いますが、なかなか話をしても聞く耳を持ってくれません。一度、痛い目を見ないと目が覚めないでしょう。
マルチに嵌った人みたいなものです。
2.の人たちはこれこそ関わらないほうがいい。それしか手が無い。「そんなことで稼いだ金で虚しくないか?」と聞きたいところですが、話したくないので結構です。向こうも話したくないでしょうけどね。
ということで、1の方々これまでも何度も書いていますが、治療家として本当に思いを叶えたいならばやりたくない勉強をしよう。ずっとしなさいとは言いませんが、1人でも判断し戦っていける程度には勉強しましょう。
じゃないと・・・
何かの漫画に描いていました。何やったかな?
弱者がババ引くような商売は虚しいからやめる
ようは、ババしかないババ抜きはやめようということです。もはやそれは、ババ抜きではないババしかない抜きです。
新規出店について、今一度考えてみよう。
それでは、本題に入ります。度々打ち合わせでもお話していますが(新規出店を控えている経営者さんがクライアントとして続いています)新規出店の準備おかしくない?とちょこちょこ突っ込む事が度々あります。チクチクやります。
「新規出店を控えているので、急いで準備が必要です。」
これ良く聞きますが、集客やオペレーション、マーチャンダイジング等準備が出来てから出店のはずです。1店舗目の開業時ならば「やってみなければわからない」ということで、ある程度の見切り発車も仕方がありませんが、2店舗目で出店でそれはいかがなもんでしょうか?
まずは、1店舗目で成功法則が出来るまでは1店舗目を練りこみましょう。打つ手が無くなり、売上高の上限値に達したため新規出店とならないようにしましょう。
となるわけですが、これでは抽象的すぎるので以下のことが出来てるならばGOです。
- 数値分析をしている。
- メニューの価格設定について、理由を説明出来る。
1.数値分析
「数値分析」これは絶対にやっておくべきことです。「現場で起きている事実をしっかりと認識出来ているか」という指標になります。数値分析をやっていなければ、目の前で起きていることを事実ではなくて自分の解釈で認識していることがホトンドです。
客数や頻度、単価だけを集計し分析するという事ではありません。実際に何を集計するかですが、これ以上は書きません。ちょっと考えてみましょう。
2.価格設定について理由を説明出来る
整骨院ならば実費メニュー等になりますが、「○○メニューは△△△という理由でこの価格設定にしています。」と即答出来るように練りこみましょう。「どこどこの治療院がこの価格にしているから」とかは理由になりません。
1.2については基本的にクライアントさんにはじめにして頂く事になります。大半の方が「頭がパンクしそうです」とおっしゃいます。
数値集計→数値分析(問題点の説明と改善方法)、マーチャンダイジング等の見直し→PDCAサイクル
これが基本の流れです。まあ、経営者ですから頭から煙が出るほど考えるのも必要かと思います。
頭から煙が出ても頑張るぜ!!
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