以前、質問しました「整骨院客単価3,000円クリアしていますか?」についてですが、おおよそのイメージ通りと結果となりました。お答え頂いた方ありがとうございます。約10%がクリアしているに回答頂きました。(そもそも回答数が少ないので、業界全体の平均値とはなりませんが)

で、オススメの流れとしては、整骨院は客単価3,000円をクリアしましょう。とにもかくにも、これが最優先です。売上高が全てだ何てことは言いませんが、3,000円越えてからその他の話をした方が圧倒的に選択肢が広がります。

「う~ん、客単価3,000円・・・」とお考えのあなた、大変に感じるかもですが越えた時のインパクトを貴院に当て嵌めて計算してみて下さい。客数も通院頻度もそのままで、客単価3,000円突破となるとどうなるでしょうか?

客単価が低い整骨院さんだと、そこそこのインパクトになると思います。(実際に、コンサルティングさせて頂く際の規模にもよりますが、コンサルティングフィーを1ヵ月~1カ月半で回収出来る程度のインパクトはあります。)

客単価がそこそこ上がった後にすることは

念のため、客単価アップと同時に頻度や客数を落ちている院はそこも改善しましょうね。あくまでも、客単価以外の数値も維持したままでということに注意して行ってっください。

それでは本題、身も蓋もない事を先に言いますが「あなたがどうしたい?」が一番の正解です。ここから先はその選択肢が、「長期安定経営」という選択肢の方の為になります。

整骨院で客単価が3,000円越えているとそこそこ、売上、利益が取れていると思います。次にするべきことは

売上、利益の維持向上になります。

売上、利益の維持向上

「何を当たり前の事を」と仰る前に、少し考えてみましょう。維持、向上を分けて考えてみましょう。

1>売上、利益、維持の為にすること

今の状態を最低限維持するためには、人材問題が重要になってきます。よくある「離職率を下げる方法」これは、従業員の離職を防ぐための対策になりますよね?

従業員が離職しない方法でなくて、従業員が離職しても維持できる方法を構築していきましょう。誤解のないように書いておきますが、従業員が退職してもいいという意味ではありません。(退職を最小限に抑えるように院内環境を整備していくことは言うまでもありません。)

■従業員が離職しても維持できる方法

①.人材確保を見直そう

地方の整骨院さんだと、他府県等にリクルート活動さえれている整骨院さんも多くみられます。その状態で、人事確保が順調ならば問題ありません。ですが、従業員一名の退職で院が不安定になる方法を放置しておくことは懸命だとは言えません。

②.従業員勤務評価と人材育成とマニュアル作成(早期戦力化)

これは従業員の離職率を低下させる効果と院の繁栄に必要な人材を評価するために必要なことです。治療院業界でよくみられる売上高のみでの評価では、矛盾が発生し従業員のモチベーションを下げる事になります。人材育成についてですが、大まかに言うと最低限院長レベルは数値(共通言語)で話が出来るようになりましょう。

客単価がそこそこ獲得出来れば、次にやるべきことは↑のような感じになります。どこの整骨院さんもそうですが、従業員の退職で苦労し、その後とレーニンングで苦労する事になります。売上、利益で少し余裕が出来てくれば、将来の為に時間と資金を投資していきましょう。抱えている問題は放置していて改善することは残念ながらありません。

2>売上、利益、向上の為にすること

そこそこ客単価も取れている状態で、さらに収益を伸ばしていくためにすることはざっくり言うと2点になります。

■客数の向上と客単価の向上

①.客数の向上

客単価もそこそこ、頻度もそこそこになってくると次の施策は客数の向上がメインになってきます。例えば、整骨院で客単価3,000円、頻度5回の状態では単価、頻度共に大きく短期間で数値を伸ばすことは容易ではありません。なので、客数を伸ばすために新患数を向上させていきましょう。その為に必要なことは↓

治療院広告費売り上げの何%?について考え方を変える。運用しよう

②.客単価の向上

整骨院という業種でも、売上割合で保険2割:実費8割くらいまでは実現可能です。なので、客数を3,000円越えている整骨院さんはドンドン実費割合を伸ばしていきましょう。

実費割合8割を超えるために必要なこと

  • 実費のみでの集客
  • 取りこぼしを無くすこと(あえて分かりにくく書いています)

客数を伸ばすために広告費の運用を行いながら、客単価を上昇させるためにメニューの作成とセールスプロセスの改善を行っていきましょう。

相変わらず、伝わっているかどうかは微妙ですが。ここまで読んでくれたあなた「何だか大変そうだな」と思う方もいらっしゃると思いますが、全ての工程をタスクス(作業)にまで分解してしまえば誰でも出来ます。

厳しい事を言うと、取り組まない方は出来ないのではなくて、面倒だからやらないが真理だと思います。大きなお世話を承知で、今までの成果と違う結果を望むならば精神面を変えても何も変わりません。具体的な何かを変える必要があります。

その具体的な何かはタスクス(作業)のルーティンを変えるということです。今まで行ってかなかった、タスクスをこなせるように時間配分を変えましょう。あれもこれも行う時間は無いはずです。残念ながら時間には限りがあります。

 

最後に営業モードよろしくです。

実際のコンサルティングの流れ(クライアントさんの状況や契約機期間により異なります)

  1. 各種数字の集計
  2. 今出来ることで、売上、利益の最大化(頻度、単価の上昇)
  3. 2で利益が上昇した資金で、広告費の運用や新メニューの作成
  4. 希望ならば、各種マニュアル化や勤務評価システムの構築

ざっくりの流れがこんな感じです。2番までは大半の方が1~2ヵ月程度で終了します。コンサルティングなので短期の売上、利益の増大だけでは基本終わりません。長期的に、維持、向上出来るための方法(長期安定経営)で各種の方法を取っていきます。

「面倒だな」をクリア出来た方そして、私との絡みに抵抗がない方(これが一番問題だ、基本そんなに悪い奴ではありませんよ。ちょっと変り者かもしれませんが、自覚は無い)お問い合わせください。

 


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長期的に治療院を安定経営させるために必要なポイントをお伝えします。

・スタッフ採用前に準備しておくべきことは?
・メニュー価格設定をする基準とは?
・治療院営を最も不安定にさせる原因とは?                        

などなど、長期的に院を繁栄させるために必要なことをお伝えします。
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貴院の治療院経営に取り入れ、土台がしっかりとした治療院を作ってっください。xY1anecBTjhprv91409980744_1409980887 (1)


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