photo credit: Expense Sheet via photopin (license)

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他のコンサルタントさんに書き尽くされた感はありますが、再度書いていきます。おおよそ書くことは予想付いていると思うのですが、実際に徐々に広告費を増加出来てるか?ってところが大切なとこです。ということで、いきなり結論。

広告費は経費ではなく、投資でごあす。

「広告費は経費ではなくて、投資なのか。ふむふむ」で終わってしまうと意味な~いじゃ~ん!!

広告費をジワジワでいいので上げて行こう。

「広告費を毎月○○円も使えません」コレよくあります。その反面、情報収集する中で広告費を投資していくことの重要性は恐らくご理解頂いていると思います。

「頭でわかって、心でわからん」というところでしょうか?毎月の利益額が少額の場合には余計この心理が働く傾向が強いと感じます。

例:毎月利益額が60万円のA院があったとしましょう

広告費を20万円使ってみましょう。となると、60万円-20万円=利益額が40万円の思考が働くからでしょう。

最近続いている「考え方を変えよう」シリーズですが、クドイようですが「広告費は経費ではなく投資である」です。実際に広告費をしっかりと運用できるようになればこんな感じになります。(かなり極端に書いていますが)

  • A院:広告費20万円増加投資
  • 20万円の広告費から、50万円の売り上げ獲得。
  • 60万円+30万円=利益額90万円

↑のような感じになりますよね。かなり単純な話ですが、分かっているようで理解出来ていない方も多いのではないでしょうか?

  • 「一人治療院で毎月広告費15万円何てとんでもない」
  • 「整骨院で毎月広告費30万円何て無理」

もちろんキャッシュの問題もありますが、継続課金や保険診療などの特殊な決算方法ではない限り、現金回収はすぐに出来るはずです。ならばだ「広告費は○○円まで」ではなくて「いくらまで伸ばせるだろう」で行きましょう。広告費は運用する必要があります。これとっても大事なり。

広告費は「売上高の○○%?」

広告費の運用は一人治療院だろうが、規模の大きな整骨院だろうが同じです。(もちろん、額はことなります)良くある例だと「売上高の○○%を投資しよう」とかも聞いたことあるかもしれませね。広告費だけでなく、各種経費の目安%というものが各種経営本なので紹介されています。労働分配率は○○%、トレーニングコストは○○%とかです。

広告費に関してはこれは当てはまらないと思います。売上高の何%であろうが投資した金額を回収出来なければそれは失敗です。(黒字化に向けてのテストならば問題ないですが、長期間広告費垂れ流しはいかがかと思います)

「広告費は売上高の○○%」と決まっているのはおかしい。じゃあ、どうするの?

これに関しては「リアルタイムで数値を追う」しかありません。投資した広告費から獲得できた売上高をリアルタイムで集計していきます。1ヵ月が終わってから「どれどれ、いくら回収できたかな?」ではなくて、毎日集計していきます。そうすると、投資した金額に対して黒字化が決定した瞬間に広告費をドシャドシャ増額していきます。「広告費は毎月○○円までかけれます」「いやいや、黒字化部門を延ばさないと勿体ないでしょう?」的なやり取りはちょこちょこ起こります。

良くある間違い

広告費、毎月5万円で毎月20万円赤字の治療院:B院

「うちは赤字だから広告費は使えない」ではなくて、広告費は別で数字を追い集計する必要があります。20万円の赤字だからこれ以上経費を使えないでは何も変化が起きません。(広告費投資だけが利益増加の方法ではありませんが、今回は分かりやすく書いてます。)

広告費は別で数値集計しておくと、のような事は起きませんよね。仮に赤字だとしても、黒字化している部門を縮小してしまうとさらに赤字が酷くなります。数値の追跡をしないと全体の利益額だけ見て広告費の増減を判断してしまいます。

例:広告費に対して黒字回収出来ている場合での仮定

  • 広告費毎月5万円、赤字20万円
  • 広告費毎月10万円に増加投資、損益分岐点何とかクリア
  • 広告費毎月20万円に増加投資、利益額25万円

となるわけです。広告費をドンドン増加させて、上手に運用すれば利益額を増加させる事が可能となります。特別変ったことしているわけではありません。もちろん、広告費に対して黒字化出来ているという前提の話にはなりますが。どうすれば、広告費を黒字化するかについては院ごとに問題が異なりますし、マーチャンダイジングを見直す必要がある場合が多々ありますので割愛します。

新規開業は特に広告費運用が大切です

良くある事例ですが「開業初月で売上高○○万円」とかよく見かけますよね?売上高は良いのですが結局、広告費と利益額について触れられることはありません。

「開業して○○ヵ月は、結果出るまで様子を見よう」

開業当初に売上高の算段が立っていない時期に「広告費はちょっと・・・」の気持ちは分かります。ですが、立地条件等によほど恵まれていないと「勝手に集客出来る」何てことは期待しない方がいいと思います。

開業当初に売上高がないからこそ、広告費を増やしてく。注意点はキャッシュフローだけです。黒字倒産何てことにならないように注意が必要です。

■「まだまだ、開業してから時間がたっていないのでこれからです」

■「集客出来ていないから、多分何ヵ月経っても変らないですよ」

のような感じですね。オープンしただけで、集客出来ているが売上高が伸びないのと集客できていないので売上高が伸びないのとは全く対処方法が異なります。全く集客出来ていないのに「まだまだ、これからです」何てことも良く聞きます。そんな時は、数字を並べて論理的に説明します。稀にそれでも理解して頂けない場合もありますが、そうなると違う方法を考えるになります。

でも、集客出来ていないのに他に出来ることも限られているのですが・・・

てな感じで広告費の運用は治療院経営においてもとっても大切なスキルとなってきています。その為にやるべきことは詳細にありますが、治療院経営で避けて通れなくなってきています。治療院経営者の皆さんドシャドシャ広告費を増やしていきましょう。少しずつでいいので、数字を追跡して投資額を増大させていき黒字部門を増やしてく。この観点で広告費を運用してみて下さい。

一人治療院も規模の大きな治療院も原理は同じです。

しかし、伝わりやすく文章を書くのが下手ですいません。この辺は文才センスですね。タイプミスの多いことに関してはそこそこ反省しています。という事で下のアンケートポチっとよろしくです。個人の特定は出来ませんのでご安心を。

 


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などなど、長期的に院を繁栄させるために必要なことをお伝えします。
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