「従業員職務怠慢」で検索して頂きたいのですが、すると何だか違和感を感じませんか?上位10位以内のほとんどが従業員の処分について書かれています。「正確に言うと職務怠慢の従業員をどのように解雇するのか?」「法律的には可能なのか?」について書かれています。

職務怠慢とはweblioより

自分が受け持っている職業上の勤めを履行しないこと、職務を怠ること、などの意味の表現。

という事らしいです。ですが、職務怠慢の従業員に対して解雇などの何かしらの処罰を与える事は最後の最後の手段にしましょう。職務怠慢とは簡単に言うと「怠けてる」と周りが感じたという事だと思います。

「怠けている」という事は、それまで出来ていた職務をさぼっているという事だと思います。そもそも与えられた職務をこなせないということは「怠けている」ではなくて、能力が不足している状況なのでまた別の話です。この場合はどちらかというと、人選した雇用者側に問題があると思います。

「やる気が失せた」には原因がある

従業員やる気スイッチを探すそのまえにでも書きましたがこれまでやっていた事を、やる気が失せてやらなくなった原因があるはずです。以前はやる気があってこなしていたことが、やる気が失せてやらなくなった。という状況であることを経営者は認識しましょう。こことっても大切で「職務怠慢だ」と騒ぐ前に、やる気が失せた原因がある事を胸に手を当てて考えて見ましょう。

この原因に関してですが、おそらく従業員に「不満があったら言ってくれ」と聞いても本当の事は言いません。言わないというよりも言えないという方が正しいかもしれません。それくらい従業員からすると言いにくい事であることが多いと思います。

または同じような問題が、これまでも発生しておりその際の対応の仕方を従業員が見てきたので「言っても無駄だ」と感じているので、経営者が胸に手を当てて原因を見つける作業が必要です。

職務怠慢に処罰を与える前に「なぜ、やる気が失せた?」について本気で考え、出来る事は改善していきましょう。

やる気が失せた従業員にやってはいけないこと

職務怠慢の従業員に対してやってはいけないことは、過度に下手に出て従業員のご機嫌を取るということは止めましょう。もちろん、こちらに非があり改善するべき点がある場合は、謝罪または改善することは必要です。ただ、従業員の思い違いや経験不足からくる認識不足についてはしっかりと説明し考えを修正する事が必要になります。

本当の原因の部分を経営者自ら発見することは骨の折れる作業だと思います。「私は間違っていない」と判断するのか改善していくのか?ということが職務怠慢問題以外にも、組織内で問題が発生した場合に成長するのか?同じ問題を繰り返すのか?を分ける差になると思います。

従業員の問題に関してあなたがとった判断が、正解なのか不正解なのかは誰にもわかりません。いや「これが正解だ」ということも無いのかもしれません。ただ一つ言えることは、あなたの判断一つ一つが組織を作っていきます。どちらが「良い、悪い」という事ではなくて、自分が判断した方向性を経営者が理解しているかがポイントです。

ただし、優秀な従業員はおかしな組織に留まることはありません。これは間違いなしです。「類は友を呼ぶ」の作用が働くので現状を見て経営者として色々振り返ってみましょう。どちらにせよ、経営者が全てのカギを握っています。「組織は頭から腐る」よく言いますが、生かすも殺すも経営者次第です。

 


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