なんでだろう？治療院経営、大半が必然な気がする

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昨日だったかな？NPだったと思うのですが、何方かがコメントで「能力以前の問題で正しい位置にいる事が大切だ」的な事を言っておられました。私的に「そうだよな」と妙に納得しました。治療院業界も保険診療の問題や人材育成、収益性などなど問題は多岐にわたりまだまだ業界水準は色々な角度で見ても低いなと言わざるを得ないなと思います。

治療院業界も他業種と変わらず、経営していくための方法論が複雑化しています。（私的にはそうでもないと思っていますが）「これから治療院どうしよう」と悩まれていたりする方も多いでしょう。個人の能力云々の前に、時流に合わせて変化し正しい位置にいる事が大切で、能力的に出来なかったというよりも「変化に対応しなかった」という事実がそこにはあります。そう自分で決断したわけです。出来たかったわけじゃなくて、やらなかったという事実がそこにはあります。

これからの事について悲観的になる必要はなくて、選択肢が増えたと考えれば視点が変わると思います。一昔前は整骨院業界で言うと、保健診療のみで業界が成り立っていてそれ以外の選択肢はありませんでした。現在は方法論が多岐にわたっています。自分がやりたい事を選択できる時代になってきています。本当にやりたいことを選択できる時代で、地道にやっていけば大半の事が何とかなる時代かなと。やりたい事のためにやりたくない地味な作業をする必要はありますが。

何のまとまりもない話です。

今日、NpでGoogleの人材採用から育成についての本が紹介されていました。読んだわけではないですが、Googleもリクルートさんも共通していることは「優秀な人材を採用する」という事に力を入れていることで、間違っても治療院業界によくある「従業員に感謝してモチベーションを上げる」的な事はそこには存在しません。

私が店舗展開について専門機関で学んだ際にも「感謝しろ」「ありがとうを互いに言おう」「仕事始めに握手を」何てことは一度も聞いたことがありません。

優秀な人材を効率よく採用し、力を発揮できる環境を用意するという当たり前の流れなのですが、どうも治療院業界にはまだまだ浸透するには時間が必要かと感じています。現実は生々しくて、綺麗ごとだけでは済まなくて年功序列や在籍年数何て言う感情的な事情で人材評価を行うから話がややこしくなります。この当たり前の現実に目を向けて進むことが一番の近道だと思いますが皆さんいかがでしょうか？

今取り組んでいるその先に、望むべき成果は待っているでしょうか？色々な成功したとされている経営者さんが「従業員に感謝して、店舗運営に成功した」何て言っていると思いますが、これは多くの経営者さんが「従業員に感謝して、店舗運営に成功した」の法則を望んているからで、市場が望むものを売るという流れのせいかなと。現実の生々しい話をしても誰もあこがれないですよね。事業に成功している＝人格的にも優れているを望む方が多いからですよね。

本気で経営者が取り組むことが大前提で、これまでの習慣を変えないと従業員も変わりません。

身も蓋もない話ですが

この度私「治療院価格戦略」というDVDを発売することになりました。というのは嘘で、まあ本当に売れているかどうかは分かりませんが治療院業界では次々手技や経営論などについてのDVDが発売されています。以前からも言っていますが「う～ん、なるほどな」で終われる絶妙の価格設定がされていて、また最後まで行動しないでもいいというのも一つも魅力かなと。

冷静に考えるとDVDやセミナー見るだけで経営状態を一気に改善できるなんてことはありえなくて、相当量の作業を一人ですることが必要になります。

DVDやセミナーなどで成果が出なかった人が、学ぶべきことは「DVDやセミナーで成果が出ると思っていた」という事を学びましょう。

世の中はシンプルで達成したい事があるならば、見合うだけの作業が必要で、楽に簡単に何てことはありえません。ここを受け入れることで変わることもあるのではないでしょうか？

読んだり聞いたりしても大半の人が行動しなくて、失敗することも出来ていない状況です。行動しての失敗と行動しなくての事業終了は全く違います。余力があるうちにドンドン行動し、失敗し学ぼう。８割以上の人は失敗も出来ないのだから。