photo credit: NOW via photopin (license)

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整骨院業界の今後について皆さん気になるところでしょう。このブログ自体もオーガニック検索で色々なキーワードで引っかかります。↓みたいな感じです。

  • 「整骨院これから」
  • 「整骨院の今後」
  • 「柔道整復師保険今後」

整骨院業界の今後については、保険請求(売上高)の面と人材面の両方で見る必要があると思います。保険診療が今後どうなるかは現場の私たちには予測できない事です、どう間違っても請求面が緩くなる事は無いでしょう。また「請求金額を自主的に抑えよう」何てことはあり得ない話で、「行ける間に行け」精神が強いので(とはいえ、最近クライアントさんでもそうですが自主的に請求面を制限されている経営者さんも増えてきているように感じます。)整骨院業界全体で本格的な制限は行政が制限を掛けないと難しいと思います。

てな感じで主に保険請求面と労務面に問題があると思うのですが、この二点を踏まえて今、未来に向けて何をするべきかを考えてみたいと思います。本題に入る前に身も蓋もない話ですが、本当に整骨院業界が変わるためには、行政の介入が必要だと思います。いくら「こうした方が良い」と言ったところで、本格的な処罰が無ければ、労基問題も保険請求問題も解決する事は無いでしょう。「こうだったら良いのにな♪」的な感じでファンタジックに書いてみます。(空想的に考えても何も解決しないのは言うまでもないのですが、ほんの少しでも反応する整骨院経営者さんがいれば良いなと思います。)

保険請求について

まず、整骨院業界を何とか良い方向に変化するためには「柔道整復師の社会的な地位向上」が欠かせないと思います。その為には、不正請求の問題も避けられない所ではあります。不正請求の問題に関しては正直、法改正以外解決策は無いと思います。保険請求を適正に行って、整骨院を運営する事は現状ではほぼ不可能でしょう。

現在整骨院を経営されている経営者さんのホトンドは、この矛盾と戦っていると思います。「悩むくらいなら保険の取り扱い止めれば」の意見もごもっとも何ですが、従業員や生活がある以上そうも急には変換できない院がホトンドでしょう。本気で行政が動けばタイミング何て無いんですがね。

とはいえ本気で柔道整復師の地位向上を目指すならば「保険請求に関する法改正もしくは保険請求の依存を断つ」が必要かと思います。本気の本気で考え柔道整復師の地位向上を考えるならば「高い手技力を提供しているから」とか「他所は他所でうちのやり方がある」的な事ではいけないんじゃないかと思います。

「柔道整復師全体が社会にどうのように見られているか?」「仕事として、なりたい、続けたいと思ってもらえるような」を全体で考えて、動く時が来ているかと思います。

その為に第一歩として

  • 「自費メニューでの集客」
  • 「売上高の内自費割合7割以上」

上記二点をクリアするために行動し、保険診療の依存から抜け出す事がまずは必要かと、自費で集客が出来て自費7割が達成できれば保険診療を正規の請求以外は取り扱わないようにする事も可能でしょう。

どの業界真っ白で運営出来ている業界はホトンドないと思います。ですが「他の院に比べて」「他の業界に比べて」で満足していては今後の整骨院業界はお先真っ暗な気がします。他かと比べて「○○」ではなくて「より良い状況を生むためには?」で動く経営者さんが増えれば整骨院業界も何とかなる気がする今日この頃です。(ファンタジックな空想ですが)

労基問題について

この問題も「柔道整復師の地位向上」を考えると、労基問題も外せませんね。治療院業界ではまだ少ないイメージですが、セミナーのスピーカーさんで「○○円売上達成!!」などの実績でセミナーされる方はいても「労基厳守で○○円利益を出した」何て実績でセミナーされている方を見かけた記憶がございません。(いるのかもしれないですけど)まあ労基厳守よりも、利益優先なことは当然ですが。

行動する前に労基無視で計画を立てる事と、労基厳守で計画と立てるのでは全く内容が異なります。当たら前ですが労働時間の制約が強くなるとより生産性に対する考え方もシビアになる必要があります。話はずれますが「従業員の案を採用して」何てことは私は基本行いません。従業員さんに生産性を考慮して価格設定など計画を立てる事は難しいだろうと思っているからです。

本題に戻って整骨院業界の労基問題解決、以前にも書きましたが、従業員が自主的に行うならば時間外の研修や勉強会も拘束時間にはなりません。(多分ね)ですが、本当の事を言うと大半が「自主的」という名の強制になっていると思います。

手技勉強会にしても従業員が本当に自主性があるならば、読んで字のごとし自分でお金払ってでも勉強会に参加しますよ。誰かが環境を用意しなければ勉強しないという事は既に自主性があると言えないのではないでしょうか?労基問題に関しての多くは、残業代を支払う事で解決すると思います。

 

保険請求の問題も、労基問題も解決するためにはやっぱりしっかりと稼いで利益を取る必要があります。とはいえ、利益だけが目的になると話がこじれてきます。「年商○○円」ではなくて「法令順守で・・・」的なスピーカーさんが増えると良いなと思います。こんな感じで、何の成果を生む事もないファンタジックな「こうだったら良いのにな♪」的な感じで書いてみましたが、少数ですが整骨院経営者さんが読んでくれていると思うので「売上、利益」だけの話ではなくて「今後の整骨業界の為にこうすればどう?」的なご意見を頂ければと思います。

内容によってはブログの議題として取り上げさせて頂くかもです。

という事で下記よろしければどうぞ。ドンドン格好良い(私的に思う)経営者さん増えて欲しいなと思います。

 


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などなど、長期的に院を繁栄させるために必要なことをお伝えします。
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