photo credit: IMG_7005 via photopin (license)

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今回は今更感満載ですが、治療院での体験会的なものについて書きます。それにしても、ウォーリアーズ連勝記録が伸びていますね。ブルズのシーズン記録に届くか注目されていますが、記録更新かどうかに関わらず、当時のブルズと比較される段階にきている事だけでも十二分に凄い事です。

それでは本題に入りまして、体験会的なことについてですが、これは2ステップマーケティングと言われるもので購入時の障壁をお試し体験会(健康教室など)を行い、見込み客を集めバックエンドの商品を購入してもらう流れになります。

バックエンド商品があってこそ体験会の意味が出るので、ただ見込み客を集めることが目的ではありません。稀に、バックエンドなしに体験会を行う方がいらっしゃって「目的は何でしょな?」と修正する事もあります。

治療院業界でも、お試しの体験会などは既に多くの院が行っておりますが、しっかりと準備が出来ているか確認してみて下さい。体験会ではバックエンドの商品を購入して頂くことが目的ですが、もう一つ違う観点で見ると体験会に参加した方へフォローを行い売上高を立てていく事です。

体験会後に、後ほどフォローを行うにははがきなどの経費が必要になります。この経費を削減すれば、フォローしやすくなります。高齢者向けに体験会を行うと実行する事は難しいですが、現在ではLINEなどフリーツールが充実しているので体験会参加者に登録してもらう事とバックエンドの売り込みを同時に行いましょう。

見込み客にフリーツールなどに登録してもらう事で、長期的になりますが売上高の獲得に繋がっていくでしょう。

また、基本的には見込み客の数%程度しかバックエンド商品を購入しないと思うのですが(バックエンドの価格にもよります)、このことを大前提に準備を行いましょう。「体験会したのに誰も買ってくれなかった」何て事にならないためには、見込み客は数を集めなければいけません。

数名単位の体験会では、売上高を立てていく事は困難になります。この方法を取るならば、経費をかけずに(例えば営業時間内)などに行う必要があります。

数を集めるには既存顧客への呼び込みだけでは難しく、外部からの新規顧客の獲得が必要になります。体験会で収益を狙うには広告費という経費が必要です。広告費を削減したい気持ちは分かりますが、そのリスクは取りましょう。

従業員などを時間外でただ働きさせて、既存患者から体験会に参加してもらいバックエンドで売上高の獲得の流れは、あまりにも院に都合が良すぎます。支払うものは支払い、リスクを取ることでリターンを得るチャンスが生まれます。

体験会の立案のコツとバランスの問題

体験会のコンセプトを考える際のポイントは「自分ならば参加する」という視点で考えて見ましょう。フロントエンドの内容が「そもそも、いらない」では参加者が集まらなくて当然です。

体験会の内容で興味ある見込み客が、興味を持つものでなくてはいけません。また、体験会などの2ステップマーケティングは他業種でも盛んに行われているので、警戒している方も少なくありません。

そして、体験会に参加してもらう為には魅力のある体験会でなくてはいけません。体験会で全て出しすぎて、バックエンド商品を「購入する必要がない」何てことにならないようにしましょう。出しすぎるとバックエンドを買ってもらえないし、出さな過ぎても買ってもらえない。このプロセスを超えなければいけません。

体験会とバックエンドの関係性をしっかりと考えましょう。

色々準備することが多く、大きく収益を狙うならば広告費という経費が必要になります。「ただやる」から「計画と準備と改善を繰り返すことで精度を上げていく他院との差が出てくるものでしょう。


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