土日はアクセスが下がる傾向があり、あまり数は読まれないでしょうという事で、先日スカイプでクライアントさんとの雑談中に出た話を少々書いていきます。これからの治療院業界については散々書いてきましたが、更に書いていきます。これまで一通りの決算方法などは試してきましたし、指導も現在しています。(決して褒められた事ではない)それを踏まえて「お前が言うな」という事を重々承知の助で書きます。
という事で治療院業界の底辺にいるゴミクズ・ハゲオとして自分の事を棚に上げて上げて書きます。書きっぱなしにはなりますが、自分で書いた内容をすぐに全て実践できるかと言うと、難しく「それに必要な能力を高めていく」という方向性しか現状難しいという最低なオチになります。
ハッハハ~♪苦笑
これから必要なことはマナー(モラル)の向上
十二分に気を付けている方にとっては「当たり前のことを・・・」と言われそうですが、その通りです。治療院業界全体を見渡し平均で考えるとモラルが高い業界とは言えないと思います。(ごく一部の方は厳守されていることでしょう。スゲ―)これからの治療院業界に求められている事は
- 分院展開をしてワッシャッシャ
- 回数券や会員制などまとめ売りなどの決算方法で売上を上げる
- 保険診療でギリギリ行けるところまで行く
- 必要のない物販を売る
などの事ではないでしょう。回数券や会員制、まとめ売りなどでを利用すると売り上げは上がります。問診術、リピート戦略などと言いますが、患者さんが本当に納得していれば正直このような決算方法は必要ありません。一回1万円の施術が悪いとは全く悪いとは思いません。それとは別に通い放題などの長期契約や回数券はどうやっても未消化が出てくるでしょう。スポーツジムと同様に未使用の契約者が出る事を前提に作られていることがモラル的に「う~ん」と言わざるを得ません。マーケティングと言う概念が治療院業界に普及して思うことは、マーケティング活動=誇張表現などで人を騙すことではないなと。
「ショップジャパン」オークローンマーケティングが、セラミックフライパン「セラフィット」で詐欺的表示を告発されるや少し前に大炎上したPCデポの件でもそうですが、「法的にOK,OUT?」という事ではなく、この論点で考えると水掛け論になります。なので、単純な指標があります。それは「後ろめたさ」があるかないかという視点です。POデポの件でも肯定派と否定派に分かれました。
否定派は言うまでもなく、肯定派の意見としては
- 月額15,000円弱や解約金200,000円は老人にとってパソコンを指導してくれるサービスとしては価値がある
- 指導する人材を育成する経費、対応する時間等を加味するとそんなに高い金額ではない
のような意見が見られました。この件も同様で「法的云々、適正価格云々」という論点ではなく、「後ろめたいことないですか?」という販売者側のモラルの話です。高齢者が契約内容を正確に把握することが出来ない、健康状態などの問題などで長期間サービスを利用する事は割合としては低いとサービス提供前に想定出来たのではないでしょうか。本当に消費者の観点で考えると必要な経費から価格設定を行い都度払いサービスで提供する事も出来たでしょう。理想論ですが・・・
治療院業界で考えると「患者さん(顧客)のリテラシーが低い事を想定していないか」という視点です。ドラッカーの「知りながら害をなすな」というやつです。はい、すいません猛省します。
「後ろめたさ」という視点で自分の胸に手を当てるとおのずと答えは出るでしょう。
この仕事をしていると色々な噂が耳に入ります。この業界に入ったばかりで右も左もわからなく、物事の判別が出来ない若い子に無茶苦茶な事をさせているという話を時折耳にします。整骨院で無資格施術などもそうですが、行っている当人には全く罪悪感が無いという事も少なくありません。
お金(売上)は無茶苦茶重要
「そうは言ってもお金は大切で、従業員を雇用していたりするキレイごとだけではやっていけない」という事もあるでしょう。その通りで、一人で院を経営していくことよりも、モラルの観点を入れると従業員を雇用する院ではさらにハイレベルな事が必要になります。
また売り上げがじり貧の院では「そんな事言ってられない」という事もあるでしょう。だから一生懸命仕事して必要な分はしっかりと稼ぎましょう。てな感じで、クソほど仕事する覚悟がある方のお問い合わせをお待ちしております。(営業モードwww)
家族や大切な人を守るためにはお金は重要で、現実では命よりも金が重くなることもあります。この書き方は御幣がありますな。お金なんて命の前では何の価値もないのですが、現実は時としてお金という紙切れが無ければ命を守れなくなります。ある程度のところまでいったならば「知りながら害をなすな」という視点を持つことが今後の治療院業界も求められていることでしょう。(既にモラルのある方を除いて)
だからと言って「手技を高めて行こう」という話ではない
「価値のある手技を提供しよう」という話ではありません。マナー(モラル)の向上は患者さんに向けてだけの話ではありません。従業員に対するマナー(モラル)も同様に求められていると思います。いかんせんこの業界は従業員とのトラブルが非常に多いと感じています。退職時などは気持ちよく終わる事の方が少ないように感じます。どちらが悪いなどの話は別として。
1人で院を経営して行く分には問題ありませんが、従業員がいてマナー(モラル)を上げるためには手技しか出来ませんと言う状態では達成不可能です。皆さんご存知の通り、手技力だけを磨いて経営状態を改善する事は非常に難しいです。マナー(モラル)を上げるためには「アレは苦手、これは出来ない」何て言ってられません。
「従業員に感謝」「人を大切に」とか「患者さんへの貢献」などの精神論では何も解決できませんし、話が前に進みません。精神論ではなく具体的に何をするのかが重要になります。松下幸之助さんの名言
- 世間には、大志を抱きながら大志に溺れて、何一つできない人がいる。言うことは立派だが、実行が伴わない。世の失敗者には、とかくこういう人が多い
- 才能なきことを憂うる必要はないが、熱意なきことをおそれなくてはならない。
- 人は、あるところでは卑劣に行動しながら、別のところで高徳に振る舞うことは、できないのである。その些細な心の緩みやごまかしが、全体を蝕んでいくのである。人は騙せても自分自身は騙せない
はい、すいません。ブーメランで自分に返って来て、またまた猛省しております。
次回からは通常のゴミクズ・ハゲオに戻ります。www
結局変わらんのか~い!!
お互い頑張って仕事しましょう。
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