Amazonの動画配信サービスが話題になっています。対抗して、TSUTAYAが動画配信サービスがリニューアルされて月額制の見放題プランとなったようです。どの業界もそうですが、強者に追随(サービスでも価格でも)しないと一気に顧客を取られてしまいます。動画配信サービスが今後主流になっていくとTSUTAYAのFCに加盟している方は厳しくなってくるでしょうね。FC契約なので店舗ごとに決定できる施策が限られてきます。
治療院業界は商圏が狭いため同様の事が起きませんが、集客する店舗と集客しない店舗とでは業績に大きな差が出てきます。(集客だけでは勿論ないですが)業績が悪化してきたという院は、正しく言うと「気が付かない間にジワジワ業績が悪化」のパターンが多いのではないでしょうか?
病院の4割が赤字というニュースも流れていましたが、患者に高質な医療を提供しようとすると問診等に時間が掛ります。そうすると院の業績が悪化していくという事になるのですが、ちょっと治療院業界とも似ていて経営面と品質とのバランス問題があります。別々に考えても一向に前には進まなくて、経営面の問題と品質のバランスをどのように取っていくか真剣に考えていかないと解決の糸口は見つからないと思います。
高品質のサービスをどうやって安定供給していくか?の視点が必要だと思うのですが、病院は経営者面と舵取りが行政も絡んで利権問題も複雑そうで簡単には解決しないと思います。そう考えると、治療院業界は規模が小さいので業界自体も潤いながら安定してサービスを提供するという問題は解決しやすいのかなと思います。(簡単ではないでしょうが、出来ないことは無い的な)
本題に入りまして前回のメニュー作成のポイント、同価格帯のメニューは必要ないの巻の続きになりますが、本当に売りたいメニューを決定した後は、購入する際の判断になるコンテンツを用意していくことをお勧めします。
お客様の声であったり、症例の内容をブログ等で記事にしていったりそれらを売りたいメニュー一本に絞り込むことで、いわゆる専門店的なイメージが出来上がっていきます。交通事故認定整骨院や骨盤調整専門などのように、どこを見ても同じ表現をしていると当たり前ですが購入時に判断することが出来ません。
これらのコンテンツの量がある程度になってくると、獲得コストや客層の質というものに数字の変化として出てきます。1~2週間行動して成果出ないとかは無しでお願いいたします。
治療家だろうが、経営面を重視していようが施術を売らなければ生き残れないことは間違いありません。私は治療家だからはとりあえず横に置いておいて、売るという事に専念してみるとまた新しい視点が生まれてくると思います。
「手間をかけたならば、しっかりと料金を貰う。」当たり前ですが、中々できていない重要な事です。
無料プレゼント:治療院安定経営に必要な4つのポイント
長期的に治療院を安定経営させるために必要なポイントをお伝えします。
・スタッフ採用前に準備しておくべきことは?
・メニュー価格設定をする基準とは?
・治療院営を最も不安定にさせる原因とは?
などなど、長期的に院を繁栄させるために必要なことをお伝えします。
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