Photo by akira yamada

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welqがネット上でかなり叩かれていますね。資金力に任せて大量にコンテンツを投下してビック~ミドルキーワードで上位を抑えてアフィリエイトを行っているようです。運営元がDeNAという大企業が今回のような施策を取ったことが叩かれる事にさらに火をつける要因となっていますね。医療関係者が激おこぷんぷんのようです。Googleは情報の真偽は見ていないという事で、検索上位を取りアクセスを集めるとどんな無茶な理論でも購入する人がいる事を狙ってのサイトになるので、恐らく今後サイト閉鎖に近い事が求められると思います。サイト閉鎖のダメージよりも一流企業が今回のような事を行ったことでイメージが下落したことはそう簡単に取り戻すことが出来ませんので、この方が後々大きなダメージになってくるでしょう。今後は何をしてもこのイメージが付いて回りますね。

という事で治療院業界の方もモラルという部分では気を付けましょう。ネットが普及したことで不祥事が簡単に回る時代です。

同じ失敗を繰り返す原因を2つに分けて考える

さて、本題に入りまして何度言っても同じ失敗を繰り返すという事は本当によく起きます。100回言ってもダメなら101回言おうなどとよく言いますが、これも重要なことだとは思います。よくありがちなことはルールを決めたにもかかわらず、指導者側が少しずつルールを忘れて無かったことになる何て事があります。指導者側の根気がある事がルールを浸透させるうえでの大前提となります。

もう一つ重要なポイントがありまして、それは「決めたルールは必ず守ること」です。どのような時にそのルールが適応となるのかを明確にしましょう。これが出来ていないと指導者側のサジ加減でルールが適応になったりならなかったりします。指導者側のサジ加減でルールの適応を行うと従業員さんからするとたまったもんじゃありません。(タイミングが悪ければ機嫌で起こっていると勘違いされかねません)「出来る限りやる」という曖昧な指標ではなく、やると決めたら徹底してやりましょう。

「出来る限りやる」という言葉は言い方を変えると「やってもやらなくても良い」ともとれます。組織のルール作りその一ですが「やってもやらなくても良いルールなら作らない」です。Aさんが出来ていなと時には怒られなかったが、Bさんの時には怒られた何て頃が繰り返されると段々嫌な不満が溜まってきます。指導者側にはそれなりの理由があったとしても、それは従業員さんと共有出来ているとは限りません。

さて、失敗が繰り返される原因は2つに分かれます。

  1. 能力が不足していて出来ない
  2. 能力はあるが本当にやるべき必要がある事だと認識していない

能力が不足していて出来ない場合

能力が不足して出来ない場合は「忘れている」「不注意」という理由ではないので、指導方法に注意が必要になります。何度も注意して「何で出来ないねん」「理由を自分で考えろ」と言われても、そもそも能力が不足しているのでそこにそれ以外の理由はありません。「100mを何で9秒台で走られないねん」と怒られても「すいません」「練習頑張ります」としか言えません。

能力が不足していて出来ない場合の対処方法

能力が不足している場合の対処方法ですが、それは出来ない作業を繰り返し行ってもらう事です。その際の注意点ですが、それ以来の作業を出来るだけ並行して行わせないようにしましょう。繰り返し行う事で、カラダが覚えてくれます。そうする事で余裕が生まれ作業が行えるようになってきます。

これの繰り返しで一つ出来るように成れば、次に作業を覚えてもらいます。人材育成の基本で「能力の高い人間を育てる」という事がありますが、何度も同じことを繰り返す人材は幹部などの管理者には向いていないと思います。残念ながら。

向き不向きはやっぱりあって、経営者が人材抜擢に情を挟むと途端に組織が濁りはじめます。これ本当に注意が必要です。「頑張りを評価します」という事を掲げていても、実際には私情が盛りだくさん何てことも少なくありません。

平等に評価するという事は頑張りを評価するという事だけではなく、純粋に仕事が出来るかできないかで評価する事も必要です。

能力はあるが本当にやるべき必要がある事だと認識していない場合

このケースも話がややこしいですね。これが生まれるのは本人の問題というよりも組織のこれまでの習慣により起きている可能性が高いと思います。このタイプの人は注意すると短期間は出来るようになりますが、時間がたつとまたやらなくなります。なぜこれが起きるのかというと組織の習慣としてやらなくても許されていたという経緯がないかチェックしてみましょう。

能力はあるが本当にやるべき必要がある事だと認識していない場合の対処方法

これは冒頭の話になりますが、100回言ってダメなら101回指導しましょう。そうする事でカラダで絶対にやらなければいけない事と認識してくれます。出来るだけこういった指導方法はやりたくないので、組織的の習慣には注意をしましょう。

どんな些細な仕事でも失敗を繰り返すならば、降格を考えても良いと思います。それくらい重要な仕事であると認識してもらいましょう。「そこまでする必要があるのか?」と思う方もいるかもしれませんが、人の習慣を変えるという事はそんなに簡単な事ではありません。

同じ失敗を繰り返しても何も変わらないから、同じことを繰り返すのです。罰により覚えてもらう事は出来るだけやりたくありませんが、致し方ないかなと。能力的には問題ないが同じことを繰り返すケースでは言い方がきつくなりますが、やらなくてもいい仕事と考えているのかもしれません。

反省文は有効な手か??

「自分で原因と改善策を考える事が有効だ」何てことを一度や二度聞いた事がるかと思います。反省文的なものは従業員からすると大半のケースが罰になります。「反省文を書かせる」という時点でやらされ仕事になっています。本当に「コリャアカン」と思っている人材ならば反省文を書かなくても頭で考えています。

考えない人間に反省文を書かせたところで罰以外の効果は期待できないのかなと。

まとめ

仕事のルーティンがミスが起きやすいように出来ている可能性を見直すなどの事も重要ですが、厳しいことを言うと出来ない人はやっぱりできないと思います。そのため、出来るだけ仕事を簡略化しておくことなどは経営者さんの仕事になります。

「皆いつか出来るようになる」が理想ですが、そうもいかないのでこちらが出来ることは可能な限り準備実行しましょう。

出来るだけ奪略者を出さないためにも組織の習慣や仕事のルーティン、フォローの方法などにエネルギーを投下して下さい。


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