年末にかけて「ん???」と思っていましたがやはり来ていました。かなり前からGoogle検索での検索キーワードはnot providedとして表記されてキーワードを知ることが出来ませんでしたが、ついにYahoo検索でも検索キーワードがnot providedとして表記されるようになりました。(とはいえ現時点で100%という事ではありません)Search Consoleで検索クエリを確認することが出来るので当面はその方向になるかと思います。今回の事例が治療院業界にどのように影響するのかについて少々考えてみましょう。
検索語句を知ることでユーザーのニーズをより詳しく知ることができ、スマホの普及により検索キーワードも変わってきており口語でのキーワドが増えてきています。ユーザーの検索キーワードを知ることで商品の開発やサイト運営に活かすことが出来ました。
治療院業界のへの影響度はと言いますと身も蓋もない話ですが、影響が出る院には出ますが影響がない院にはほとんど影響がないと思います。と言いますのも、影響範囲はどれほどサイト運用に力を入れているのかで影響度が変わってくるはずです。外注に丸投げなどの治療院さんではほぼ影響は無いかなと思います。
まだまだ治療院さんでアナリティクスやSearch Consoleを実装されていない治療院さんも少なくありません。サイト経由(特に検索)での集客を増やして行く事を望まれる方は少しでも早く業者さんに依頼して実装して下さい。何を見て何をするのかはまた別の話になりますが、サイトの状況をしらずに対策を考えることは出来ません。治療院経営者で例えると経費や単価など院の状態が不明な状態で解決策を打てないのと同じことです。
サイト運用に関してですが、治療院経営者さんも今後は最低限の知識を持っておく重要性が増してくると思います。業者さんとタッグで進めるにしても知識が無ければ打ち合わせする事も難しくなります。業者さんから一方的に指示をもらうスタイルならば問題ないかもしれませんが、業者さんからの提案に対して疑問を持ってその他の方向性を検討する事も大切な事です。
治療院ホームページ制作で一番重要な事(現時点で)
こんな仕事をしていると色々な治療院さんのサイトを見る事があります。詳しい内情はもちろん書けませんが、サイト制作に関して何だかんだと言って一番重要だなと感じているは「打ち合わせ」です。
- 名刺代わりのサイトで良いなら丸投げ
- サイトを本気運用するならば打ち合わせが重要
サイト制作にあたってデザインがどうのやどの業者が良いのかなどの前に、しっかりとした業者さんならば確実に打ち合わせを重要視します。依頼者側の希望とサイトで実現できる可能性を提示して依頼者に選択してもらう事が優良業者さんを選ぶ一つの指標かなと思います。
制作会社を外注パートナーと思うのか、ただの外注先なのかなどの違いですね。どれくらいの成果を望んで、どのくらいの規模でサイトを制作するのか、それに掛けられるコストや費用などについてしっかりと打ち合わせしましょう。(打ち合わせにも人件費という経費がかかっている事をお忘れなく)
サイト制作の9割以上は人件費になりますが、支払った価格以上のサービスを求める方が少なくないように感じます。価格を抑えたい気持ちは分かりますが、無茶な発注は避けておきましょう。(長期で考えると良い事はありません)
いくらブログ機能が付いても制作費用が低下価格なサイトで大きな成果を期待することは厳しいのが現状です。現在外注パートナーを利用しているならば一度、打ち合わせを依頼して今後のサイト運用に関して相談してみて下さい。豊富な資金があり丸投げ出来るならばですが、大半の治療院さんが外注パートナーと協力しながら育成していくものだと思います。
今後は「有益なコンテンツを作ることが益々重要になってきました」というお決まりのパターンの事は言いません。今後重要な事は院の状態に合わせた設計を行い、どのように運用を行っていくのかが重要になってきます。デザインなどは最後の最後で問題ありません。
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