今回は購入経験が多い方も多いであろう治療系DVDについてになります。こんなことを書くと治療系DVD否定派に見えるかもしれませんが、実技と理論を動画で見ることが出来るというのは非常に便利なものではないでしょうか。施術の引き出しを増やすという意味では様々な手技を学んで多方向から身体を診ることが出来るようになるのは施術者としても非常に楽しい勉強となります。
手技系の勉強ならば勉強しているという感覚が無く全く苦ではないという方も多いかと思います。何かを学ぶ時には「好き」という事は大きな強みになります。好きこそものの上手なれという言葉通りです。
がしかし、好きな事だけをやって売上が確保出来るほど甘くはありません。これだけ競争が激しくなっている業界で「自分のやりたい事だけ、出来る範囲で」のスタンスで生き残っていけるほど現実は甘くないと日々日々実感しています。
売上高が伸びない原因はシンプル
皆さんお気づきの通り手技の勉強と売上向上はまた別の話です。これ重要なところです。治療院DVDで売り上げが上がらない理由はいたってシンプルです。
- 売上を上げる事と手技を勉強する事は別の話
- DVD購入時の真剣さが足りない
売上を上げる事と手技を勉強する事は別の話
どうしても手技の勉強を優先したい気持ちは分かりますが、そこはグッとこらえましょう。現状が変わらないまま手技勉強を続けるというパターンから抜け出すことを真剣に考えましょう。手技力を上げるだけで売り上げが上がるほど単純ではないという事を理解して勉強するためのエネルギー配分を今何に投下するのか適切な判断をしましょう。
DVD購入時の真剣さが足りない
治療系のDVDで多い「たった5分でどんな症状にも対応できる○○法」みたいな謳い文句を本気で信じて購入している方はほぼほぼいないかと思います。それでも何かに期待して購入してしまうわけですが、そこがポイントです。冷静に考えるとDVDの手技を真似するだけで売上が伸びるはずが無い事は気付いていると思います。
それでも「とりあえず観てみようか」などの動機で購入してしまうと大半が見るだけで終わります。その手技に合わせた集客や価格を付ける、従業員さんのトレーニングなどなど売れるまでに必要な改善を繰り返すというところまで行動するのは難しいでしょう。
好きな事を勉強するVS必要なことを勉強する
売上が伸びないのはDVDの問題ではない
確かにいかにも的な謳い文句のDVDが多い事も確かですが、それを見ても「はい、はい」で終わらせて真剣に何をするべきかという事について考えましょう。(この類は無くならないでしょう)
- DVDの手技を真似するだけで売上が上がると思っているならば、しっかりと現実をみる
- 今、やるべき事について真剣に考える
DVDを見ても売り上げが伸びない方は以上2点が必要だと思います。とにもかくにも真剣に事に望むことが重要です。治療院経営を続けていくためには様々なスキルが必要になってきています。ことの重大さに気付いて真剣に治療院経営に取り組みましょう。すると判断基準が変わってくるはずです。キャッチする情報の質や行動する判断が変わります。
真剣に今必要な事について考えましょう。自分に出来るのかどうなのかは誰にもわかりません。また、それを聞いたところでやるべき事が軽減されるわけではありません。1人治療院ならば「アウトソーシングするのか、自分でやるのか、従業員がいる治療院ならばスタッフを指導できるのかなど、恐らくやるべき事が山積みのはずです。
真剣に問題解決について考えましょう。そこから話が始まります。
何か行動を起こすならば目的をハッキリとさせましょう。何となく開始すると結果を振り返ることなく同じことを繰り返してしまいます。一つ一つの行動を大切にしましょう。
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長期的に治療院を安定経営させるために必要なポイントをお伝えします。
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