photo credit: Letter via photopin (license)

photo credit: Letter via photopin (license)

はじめまして、サンチェです。突然あなたに手紙を書こうと思ったのには少し理由がありまして、けっしてブログ書き始めた時間が遅く色々調べるのが面倒だったからではなく、頭の中にあった調べなくても掛ける題材を取りだしたからです。

というのは冗談で、あなたが今色々と苦しんでいて、そろそろ精神的にも限界かなと思ったからです。雇われていると色々ストレスもあることでしょう。

私はこれまで整骨院でいうと7~9店舗くらいで働いてきました。その中には自分の事を神様と勘違いしているような経営者さんもいました。あまりの悔しさに流した涙は数知れず。(泣いたことないですけどね。そんなにおとなしくなかったです。)

そんな整骨院もあれば、組織としてガチガチの整骨院グループ(数字を求められる)でも働いていた事があります。個人経営丸出しの整骨院とガチガチ整骨院で働いてきた人間として、アドバイス何て立派な物は出来ませんが経験談を書いていくので、まあ読んでみてください。

あなたが今何に対して苦しんでいるのかは私にはわかりません。それが「もっと手技を身につけたいからなのか」「金、金、経営者がうるさいからなのか」「待遇面が悪いからなのか」「経営者との関係が悪くなっているからなのか」はたまたそれ以外なのか

まあ、色々ありますよ。もしかしたら、やめられない事情があるのかも知れませんが。もし日々の仕事に集中出来ないならば、一刻も早く改善した方が良い。どんな理由があってもね。それは院の為じゃなく自分の為に。

よくさ「もっと勉強したいから辞めます」何て言うけど、今頑張れなていないのに環境変えても無駄。経営者の意向に賛同できないとしてもね。経営者の意向に賛同できない事と、目の前の仕事に一生懸命出来ないことはイコールにはなりません。(昔の自分に言っているようです)

それは、やらない理由を他者の責任にしているだけで自分の時間を本当に無駄にしてる。これだけは即刻やめよう。どうしても我慢できないならば退職する事も1つの方法ですが、その前に今の院で求められている事を他の人よりも圧倒的な精度とスピードで仕事をこなせるようになってからでも遅くない。

100%満足できる職場何て無いよ。待遇面が改善されれば仕事内容に文句言う、仕事内容が自分に合っていても、待遇面に文句言う。「どっちにしても文句言うんかい」って人あなたの職場にもいるでしょう?文句言うエネルギーさえ無い人もいるけどね。(ただ出勤しとけば良いと思っている人)それは論外です。

1つ偉そうにもアドバイスさせて頂きますが、経営者の考えを変えようと頑張るのは無意味なので止めましょう。人を変えることは非常に難しいです。人を変えるより、自分を変えた方が早い。(言いながら自分に言い聞かせてます)

1つ自分の中で約束事を決めるのがコツです。「やった事がないことは、全て経験してから辞める」整骨院に勤めていると経営者さんが新しい事アレだコレだと始める事もあるでしょう。または「そんなことやって、意味あるのかな?」と思う事もあるでしょう。経営者よりもあなたの方が優秀何てこともあるかもしれません。

どんなに無駄だと思える事も、あなたが経験した事が無い事ならば絶対経験しといた方が良い。その経験は絶対に無駄にはなりません。経験値が増えれば増えるほど、あなたの強みはドンドン増えていきます。これは私の経験則ですが「仕事出来ない奴に限って、やる前に文句人一倍」の法則がある気がします。(文句あるなら他の解決策提示せんかい!!)

私も人一倍文句を言う方でした(文句じゃないんですがね)。周りからは「イチイチ、うるさい」と良く言われました。(心のかなでは「黙ってハイハイ言うのが仕事ちゃうぞ~」と思っていましたが。)論理的じゃない事を説明して代替え案を言っているだけなんですけどね。

話を戻して、とにかく目の前の仕事を全力ですることに集中しよう。これだけ、私が言うのには理由がありまして過去に私も色々な理由から無駄な時間を過ごした事がありました。今思う事は焦点を変えて、1つのチームの一員として自分に出来る事をやっておけば良かったなって後悔してます。数字を公正に評価してもらえなかったり、私情を挟んだ人事とか色々あるのですが、そんなこと全て含んで自分が求められている事をやっておけば良かったなと後悔しています。

この経験は経営者になってからでは出来ません。この経験を積んでおくことは後々あなたを助けてくれる事になるでしょう。

どんなに経営者さんと考えが合わなくても、1つオススメな方法があります。それは、経営者さんが仕事しやすいようにお膳立する事です。

ゲロ吐くほど嫌ならば退職するしかないのですが、そうでなければこれ以上ないくらいサポートしてあげて下さい。で、実際にサポートって何かというと「経営者しか出来ない仕事以外させない」ということです。

残念ながら経営者にしか出来ない仕事ってあるのよ。仮にあなたの方が優秀だとしてもです。それは決断する事であったり、戦略を考える事であったり、お金の心配したり、とにかく経営者しか出来ない仕事って時間が必要なんです。経営者が掃除してたり、買い物行ってたりそんな事を経営者にさせてはいけません。チームとしてのそれぞれ役割があるんです。

「別にやれって言われてないから、知らんわ」って他人事になっていない?あなたが施術スタッフならば分院長さんのサポートをして分院長が経営者のサポート出来る時間を作ってあげて下さい。

これが出来るようになれば、チームとして輪車が噛み合い結構な威力を発揮すると思います。この体験をしておくのはとっても大切だと思います。経営者と微妙な関係のまま、無駄に時間だけが経過するくらいならば短期間でも良いので思いっきり経営者のサポートをしてチーム力を上げてみてください。「○○して下さい」と経営者に言われる前に「次、何しましょうか?」とこちらから言えるようになりましょう。

経営者が「売上、売上」ってうるさいってこともあるかもしれません。私のところにも、ちょこちょこ「金儲けだけが目的か?」的な素っ頓狂なお便りが届きます。

じゃあ、聞くけど売上が無かったらどうやって給料払うの?どうやって皆生活していくの?治療院経営して、従業員を雇うと固定費が上がるのでどうしても売上を重視しなければいけない時期があるのよ。それが多店舗展開に何てなると、労働時間守って、給料払って利益を残すことは結構大変なんですよ。

この視点で経営者の発言を聞いてあげると、あなたの治療院の経営者さんがまともならば、少し発言の意図が理解できると思います。この視点は持っておいた方が良いと思うよ。あなたが今後独立した時に、必ず役に立ちます。

あなたが組織の一員として本当にするべき事は今何なのか?

  • 治療技術だけ勉強する事なのか?
  • 現実をしっかりと見て、俯瞰で物事を見る事なのか?

一度、短期間でも良いのでこれでもかくらいに経営者さんをサポートしてみてください。そこから、きっと見える事がある。

長々と最後まで読んでくれてありがとう。

最後に、治療院業界は決して上昇していく業界ではありません。生き残っていくには、視野を広げて勉強していく必要があります。でも、悲観的になる必要はなくて今後業界を作っていくのはあなた達の世代です。

もしかしたら、あなたが治療院業界に大きな変化をもたらす人かもしれません。その為には、様々な経験を積んで人よりも圧倒的に仕事をする必要があります。時には嫌になる事もあるでしょう。それでも、一歩ずつ進んで行きましょう。

一発逆転のお手軽な方法に 流されそうになるかもしれません。ド派手な人に憧れる事もあるかもしれません。でも、進んで行くと遅かれ早かれ気付くと思います。全うにやるためには楽な事だけではなく、地道な方法しかない事をあなたは知る事になると思います。

とにもかくにも、ボチボチがんばりなはれや!!

現実を変える方法は日々の地道な積み重ねの中にある!! 多分ね~~

 

 


無料プレゼント:治療院安定経営に必要な4つのポイント

長期的に治療院を安定経営させるために必要なポイントをお伝えします。

・スタッフ採用前に準備しておくべきことは?
・メニュー価格設定をする基準とは?
・治療院営を最も不安定にさせる原因とは?                        

などなど、長期的に院を繁栄させるために必要なことをお伝えします。
  ブログの更新もメールでお知らせいたします。

貴院の治療院経営に取り入れ、土台がしっかりとした治療院を作ってっください。xY1anecBTjhprv91409980744_1409980887 (1)


4無題