ブログ11

最近、昔の職場仲間などが治療院業界から去って行ったことが続いています。職業選択の自由があるので、好きに選んで頂いて問題ないのですが、治療院業界に入ってきた時の憧れや希望を失った結果での、業界から去るという事は業界に身を置く人間として何だか寂しくなります。

このブログでは、治療院業界の抱える問題にも沢山触れていますが(うんざりしいる人も多いでしょうねwww)今回もちょっくら行ってみます。ゴーゴゴー!!

諸問題(労働環境、待遇面、人間関係)が治療院業界で起きています。もちろん問題を抱えているのは、治療院業界だけではないのですが「他の業界も同じようなもんや」と言っていても、全く話は進まないので「解決する」という意志を持ってコトに当たらないと、解決の糸口すらも出てこないでしょう。「出来たらいいなではなくて、やる」という意志ですね。

もちろん、経営者側がすべて悪い何て思っていません。どちらにも問題があるのに、どちらも自分の正しさを主張する事が色々な問題を引き起こしている要因の大きな一つかなと考えています。(お前、誰やねんの意見はもっともです)

治療院業界の従業員さんの中には、少し厳しめの人が割合的には多いかなと。勤務態度や面接などを見ていても「おい、おい大丈夫か?」と思う事は1度や2度ではありません。

履歴書の書き方を面接で指導したりなんてことも。

「治療家」としての道を選ばれた院の経営者さんへ

この道を選ばれた院では、手技練習に対して「残業代が・・」とか「拘束時間が長いな」何て言ってられないと思います。これ言ってると技術力何て上がらないので。技術力を上げていくという事はそんなこと言ってられないですよね。

なのですが、治療家として生きていくという事が厳しい道を選んだという事を理解している従業員さんは少ないように感じます。いざ、業界に入ってみると「思ったのと違った」が起こり、自分で選んだ道なんですが責任の所在を違うところに持っていく、退職やトラブルの元になっていると思います。

これは断言できるのですが「技術力を上げる」=「繁盛する」ではなくそれとこれとは話は別で、繁盛する事が目的ならばそれなりの事を学ばなければいけません。

この点をごっちゃにするので、話がややこしくなっている気がします。「どれだけ頑張っても、給料上がらんな」「勉強会に参加してもリピート率上がらないな」とかね。

悲観的になる必要はないですが、やりたい事とやりたい事を続けるために必要な事をしっかり見極めて進んで行かなければ、やりたい事も出来なくなってしまいます。今の時代は全部やらなければ、いけないんですよね。(自分に言い聞かせています)

この辺りを従業員側に理解してもらう事が重要かなと。「気が付けばやりたい事が出来なくなったり」や「厳しさに時間がたって気づく」何てことが少なくなるかなと。経験しないと分からないという事もわかりますが。

「選んだ道は厳しいことも沢山あるが、やる価値はあるぜ~」「広い視野を持って頑張ろう」的な感じで頑張ってほしいと思います。

とこのエントリーを書いているとニュースで残業147時間…JCBを書類送検が流れてきました。本質的には異なりますが、手技向上に身を捧げる事はあくまでも、自主的でなくてはいけません。職場の雰囲気での強制や洗脳に近い集団行動などでは、身につくものも身につかないでしょう。

「本当はやりたくないんだけど・・・」の状況で続けてもね。

その他の経営者さんへ

商売なので、収益性の向上も本当に大切です。物事はやっぱり光と闇の2面性があります。「光の部分だけで事を成す」のような形で伝えると治療院業界の人材は純粋な人が多いので、一旦信じて時間の経過とともに自分で闇の部分に気づき、経営者への不信感などに繋がってしまいます。

「光と闇」を踏まえて、どうやって行くのか最低限、幹部クラスとは現実と向き合い話し合って、そこからどうしていくのかと考えないと、闇の部分が引き金に「業界から去る」「退職する」何てことになりかねません。

従業員の時代から数字やマーケティング(コピーライティング、リスティング広告など)について、勉強会をしてあげれば独立後に失敗する可能性を格段に下げることが出来ます。「従業員のために」となるならば、そんな勉強会も良いともうのですが。

院の収益性の向上にも繋がります。情熱も大切ですが、内に秘めて慎重に広い視点で進んで行きましょう。

何の結論も意義もないですが、もう少し何とかならないかなとちょっとセンチな気分に任せて書いてみたとさ。


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