日々現場で施術を行っていると思いますが、従業員を雇用している整骨院院長が注意しておかなければいけないことがあります。
これを意識しておかないと、現場から抜ける事も、従業員が売り上げを伸ばすことも難しくなります。
・「従業員に任せると指名が取れない」
・「院長ばかりに指名が入る」
・「従業員の売り上げが伸びない」
こんな感じのお悩みをよくよく聞きます。私の今まで勤務してきた院でもよくありました。
院長がやりたい放題施術したり、横から施術中に指示を出してきたりと本当によくありました。
院長に指名が入り、自己満足が欲しいならばそれでいいですが、多くの治療院経営者さんはそうではないと思いますので、一度院長として現場での在り方を見直してみましょう。
結論から言いますと
「院長は現場で目立つな」になります。
院長は現場で目立つなの法則(勝手に作りました)は、従業員を雇用いている整骨院にのみ適用されます。
従業員を雇用しているということは「従業員に売り上げを獲得してもらう」ということが目的なはずです。
治療院では、院長に指名が集中して当たり前
整骨院の現場でよくあることですが、院長(経営者)が指示を出し、施術内容にも口を出し、患者からの指名が集中するということが多発します。
院長がガンガン目立っているのに「頑張って指名取れるようになれ」なんて言ってしまっている、院長さんが非常に多くいらっしゃいます。
原因は明確に分かりませんが、院長という役職は患者さんが客観的に見ても、誰が院長か分かるケースがホトンドです。
そうなってくると「院長先生に診てもらいたい」と思うのが患者心理でしょう。
新患の電話予約の際に「院長先生でお願いします」という感じで、予約が入ることがあなたの院でもあるのではないでしょうか?
「施術能力が高い」とか「コミュニケーション能力が高い」ということも一理あるが、院長に指名や信頼感が集まって当たり前ということを、院長は常に認識しておく必要があります。
院長が存在感を消すためには
これは簡単です。
理屈は簡単ですが、やるのは困難というところでしょうか?
- 院長は「このままじゃヤバイ」という場面以外は黙っておく。
- 患者に分かるように「他の従業員を怒らない」「指示を出さない」
- 他の施術スタッフの患者を担当する場合には「指名が入らないように慎重に接する」
こんなところでしょうか?
詳細な点はケースバイケースですが「従業員の売り上げが伸びない」「院長ばっかり施術している」なんて時は、院長が目立ちすぎというケースがよくあります。
しっかりと、他の従業員が目立つことが出来れば、いつでも現場を抜ける事が出来ます。
再度繰り返しますが「院長は現場で目立つな」です。
院長が注意することのまとめ
- どうすれば指名が入らないか?
- どうすれば他の従業員が目立つことが出来るか?
常に指揮して現場に入れば、患者からみた勢力図に変化が出て、他の従業員の売り上げが伸びていくことでしょう。
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