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ゼロ~♪

今回はゼロベース思考(サンチェ式)について解説していきます。具体的な内容に触れる前に一度現状を確認しましょう。それは何かと言いますと

  1. 現状儲かって仕方がない(笑いが止まらん)
  2. 先の不安もない

という方以外は是非実践して頂きたいと思います。最後まで読み進めて「やらない」と判断した時に一度本気で自分と向き合って頂きたいと思います。「本当にやる気があるのか?・本当に望んでいるのか?」について。知人などを見ていて「業績を上げたい」とか「保険取り扱いをやめて完全自費に移行したい」とかよく聞きましたが、現状から抜け出せない人の共通点は「でも、やるべきことはやりたくない」という方が非常に多いです。

今回のタイトルに「整骨院経営者さんに送る」と入れていますが、これには理由がありまして整骨院経営者さんが完全自費に移行出来ない理由は「生半可に保険で何とかなる」という現状があるからではないでしょうか。

「保険が利用できる期日が決まった」となればそうもいかないはずです。ですが、本当に期日が決まってから動き出しては時すでに遅しです。また、保険診療を入り口としてアップ、クロスセルなどで自費を獲得して売上高獲得する事と完全自費で売上高を獲得する事は経営難易度に大きく差があります。

今回のゼロベース思考は「本当にケツに火が付く前に自分でケツに火をつけましょう」という内容になっています。最近強く感じますが「何をやるか」よりも「行動する動機」の方が重要に感じています。切羽詰まってくると人間変わるもので、火事場のクソ力とでも言いましょうか、その火事場のクソ力を自ら引き出してみましょう。

本気を出さずに能力差などのを理由に行動しない言い訳はもうやめましょう。やったらできる同じ人間だもの byサンチェ

ここまでのように今回のゼロベース思考を「やらない」と判断した時に本当にそれで良いのか考えてみましょう。「行動しないままいて良いのか?」時間はドンドン進んでいます。目の前の課題から逃げてしまっては今後従業員指導何て上手くいくはずもありません。経営者がやるべきことから逃げているのに、従業員に何を指導するのだという話です。現状バリバリやっているならば話は別です。(新しい取り組みで手が回らないなど)業績や自費移行について悩まれているならば是非取り組んで頂ければと思います。

という事で本題です。

ゼロベース思考(サンチェ式)について解説

まずは具体的な内容について

「6ヵ月以内に完全自費メニューで現状売上高の20~40%を獲得する」になります。

  1. 売上高150万円以上の院:現状売上高(20~30%)に対して20%はギリギリ合格、30%以上は満点合格のイメージ。
  2. 売上高150万円以下の院:現状売上高(30~40%)に対して30%はギリギリ合格、40%以上は満点合格のイメージ。

目標数値は↑になります。6ヶ月後に完全自費メニューで20~40%という数値は十分目標達成可能な範囲です。目標達成には少しルールがあります。今回はゼロベース思考で業績と能力アップが主の目的となるので以下のルールを守りましょう。

  1. 既存患者からの売上高は含まない:新しくメニューを作成しても既存患者に販売していては業績は上がるが能力(自費移行)に関しては?が出るので新規を獲得するところから始めましょう。新規を集めるという事で本当の意味でゼロからはじめましょう。
  2. 保険診療を入り口としない:よくある「保険診療入り口からの自費」ではなくて完全自費メニューで集客しましょう。これで目標達成できれば自費移行に対しての大きな足掛かりとなるでしょう。ここで保険を入り口にしてしまってはこれまでの延長線になってしまいます。
  3. 期間は厳守(今回ならば6ヶ月):ゼロベース思考(サンチェ式)を進めて行くと一定の確率で起きる事があります。それは大幅に計画修正する必要性が出てきます。例えば新しくメニューを作成して集客の方法を決めて2ヵ月行動して、メニューのコンセプトを大幅修正する必要性が出てきたとしましょう。そこから6ヶ月ではなくて残り4ヶ月の期限で行動しましょう。そうする事で火事場のクソ力を引き出すことが出来ます。しっかりと熟考して行動する必要性が出てきます。
  4. 従業員がいる整骨院ならば幹部には今回の計画を説明して行動する事を宣言する:この事で自分を追い込むことが出来るでしょう。自分一人でスタートしてこっそりやめる事を防止するためです。そういった意味で一人治療院経営者さんはセルフコントロールが難しくなります。(やめても誰も責めない。自分にウソはつけないですが)

1~4のルールの元動いてみて下さい。「現状売上高の20~40%を獲得する」はかなり現実的な数値です。

  • 「お金が無い」:お金が無くても出来る方法を考える
  • 「忙しい」:時間を捻出する方法を考える

などのように資金的、人的リソースをどのように使うのかをから考えましょう。「○○だから出来ない」ではなくて「○○をクリアして出来る方法を考える」という事です。タイミングを待っていてはいつまでたっても出来ません。

今回のゼロベース思考(サンチェ式)は1人治療院、従業員を抱えている院にも有効

1人治療院さんは一人で全てやるという苦行が待っていますがやるべき価値はあります。黙々と作業を続けることで6ヶ月やり続ければ相当能力が上がっていると思います。それくらい続けるという事は大変なことです。

従業員を抱えている経営者さんにとっては今回の内容はかなり有効だと思います。目標達成するためには人材のマネージメント力が鍛えられるからです。複数店舗があるならば「どの店舗でスタートするのか、どのスタッフにどの作業を任せるのか?」などなど考えなかればいけないことが山積みになることでしょう。「出来る店舗が無い、任せられるスタッフがいない」で断念するのではなくて人や金を動かして目標を達成していきましょう。大変ですがかなり濃密な時間になると思います。外部セミナーや勉強会するよりもよほど。

全員がそれなりの行動をしないと目標達成が出来ないと思います。ようは本気度を問われることになります。「自院が本気で動ける組織なのか?経営者さんや幹部さんがマネージメント出来るのか?」を判断する良い機会になるのではないでしょうか。

行動する前のアドバイス

今回どれだけの人が行動に移すかはわかりませんが、実際に行動する前のアドバイスは↓になります。

  • 勝負どころは1~2ヵ月:実際にやってみると上手くいかない事もあるでしょう。軽い気持ちでスタートするとおそらく3ヵ月以上続けることが出来ないと思います。「何となく初めて何となく終わる」という事だけは避けて頂きたいと思います。最低でも6ヶ月は頑張りましょう。「途中で投げ出す」が今回一番マズい結果です。途中で投げ出した方は投げ出した事を重く受け止めましょう。(偉そうですみません)
  • 終了時に結果を振り返り、しっかりと受け止めましょう:目標達成できても出来なくても、途中で投げ出しても必ず結果を振り替りましょう。目標達成できた要因、出来なかった要因、途中で投げ出した事について。この振り返りをしなければ今回行動した意味がありません。振り返ることで6カ月後に目標達成して売上高を獲得する事よりも得る事は大きいはずです。

「保険診療の今後が不安」を解決するメンタルが鍛えられる

このブログ検索キーワードのトップとも言える「整骨院今後、保険診療の今後」などですがこれに対する唯一の答えがあります。それは「心配しても仕方がないことは心配しない、現状の方法がダメになったら次を探せ」です。完全自費に移行して売上高を獲得できれば「不安がなくなるのか?」と言うとそうでもありません。

そもそも法令順守の視点でみると完全自費でもグレーゾーン(ブラックに近い)な事は変わりはありません。本気で業績が動きだせば現状の経営方法では壊滅的なダメージを受ける院の方が圧倒的に多いと思います。

半永久的に売上高が安定する方法は存在しなくて(保険診療が良い例です)「現状の方法がダメになったら次の方法を探せば良い」というメンタルでいればそれほど恐れる事は無くなるのではないでしょうか。(環境に適応するという事です)

「偉そうに言っているお前は何してんねん」について

私は最近は以下のような事に取り組んでいます。

  • 狙っているキーワード5つをスタート前の順位が20位以下の状態で3ヵ月以内に上位表示(1~3位以内)を狙う:期間内に達成できましたが達成と同時に気が緩み行動量が低下したと同時に検索順位も低下。(低下した原因は何となくわかっているため現在修正中)気が緩むというのは悪い例です。余談ですがSEO超楽しいです。性格的に向いていたのかなと感じています。「なぜ、そうなるのか?」という事が行動すればするほど明らかになってくる。(ブログ書くのが好きという才能は無いがSEOが好きという才能はある気がします)
  • 自分で作ったルールを保ちつつ、売上高の達成:詳細説明はしませんが売上高の目標達成は出来ましたが、自分で設けたルールの内数個が達成できませんでした。(自分の中で超えてはいけない一戦は越えませんでしたが)これは非常に反省です。単純に行動力(スピード)が遅かったという事が原因だと思っています。

普段偉そうに書いていても新しいことに取り組むと全て目標達成できるほど優れた人間ではありません。(自重しろの声はごもっとも)反省しつつ新たに目標、期間を立てて再度挑戦です。

「一方的に挑発してすいません」

最近「結局は本気でやるか・やらないか」の違いだなと感じることが多くて今回の内容を書く事にしました。不快にさせてしまった方も多いかと思いますが、少しでも心当たりのある方(行動できていない)のスイッチが入ってくれたなら嬉しく思います。「本気で動けば大半の事は何とかなる」です。

従業員を複数抱えている経営者さんへ

「人材育成」何てよく言いますが(私も言う)結局のところ従業員さんの能力というよりも「本気で動いてもらうことが出来るのか?」の方が重要かなと思います。従業員に本気で動いてもらう為には「経営者自ら本気で動かないと」と感じた次第です。

1人治療院経営者さんへ

1人でやり続ける事は大変で私もよく投げだしがちです。ですがやるしかないんですよ。「マイペース・出来る範囲」も重要ですが、自分に負荷をかけて少しずつ出来る範囲を広げていきましょう。「為せば成る、為さねば成らぬ何事も」という事で取り組んでいきましょう。

最後に

ゼロベース思考(サンチェ式)いかがでしょうか。少しでも「行動すると得るものがある」と感じて頂いたならば実践してみて下さい。仮に目標売上高を達成出来なくても得るものが非常に大きいはずです。ゼミナーや外部研修などに投資するよりもよほど得るものが大きいでしょう。

最後にウザイ内容で締めます。(反省の色なし~www)

「行動して目標達成出来なかった=出来なかった」ですが「行動しなくて目標達成出来なかった=やらなかった(逃げた)」ここには雲泥の差があります。金銭的に壊滅的なダメージを受けない程度に沢山失敗しましょう。(くれぐれも簡単に投げ出すことなく)

頑張りなはれや!!


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