整体、整骨院（エキテンなど）口コミサイトとの付き合い方

前回、治療院SEO対策として新しくブログ立ち上げるので、一緒に書く人募集で募集したところ、2人ですがお問い合わせいただきました。（ありがたや～。まだ決定ではありませんが順次企画の説明をしていきます）SEO施策として即効性があるかどうかは全く約束できませんが、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。今ブログ書く余裕があるなら、一緒に楽しみませんか。ある程度形になると、何だか良いことが起きそうな予感がするとかしないとか。ちょっと大きめのサイトを作ろうと計画中。

SEO施策の王道といえば、内部最適化（Google に分かりやすく）検索ユーザーにとって価値のある内容を実現する事で上位表示が可能となります。（多分、こんな感じだと思う。）

前回も書きましたが、とあるSEの方とお話ししている時に聞いた話ですが、「治療院業界の場合には内部対策行うだけで上位表示取れるケースが多い」とのことです。ここで注目して欲しいのは、「SEO対策には内部対策が重要」という事ではなくて、「内部対策をしっかりと行うだけで順位が変動する地域（キーワド）が多い」というところです。

あなたの地域にもあると思うのですが、「サイトの更新が全くないのに上位表示され続けているサイト」や「突然上位に喰いこんでくるサイト」など。「○○対策すれば、上位表示される」という事が年々難しくなってきている印象です。

エキテンの強さを調べました

治療院関係の口コミサイトといえばエキテンでしょう。「整体院口コミ」などで検索するとその他の口コミサイトも出てきますが「○○＋地域名」となると、エキテンかホットペッパービューティーが上位表示されています。整体院を探している方が「整体口コミ」と検索するのか「整体＋地域名」で検索するのかをキーワードプランナーで検索ボリュームを調べると、言わずもがなで「整体＋地域名」の勝利となります。

どちらにせよ大阪市で例えると「大阪市 整体口コミ」「大阪市 整体」で検索しても一位表示はエキテンなので、エキテンの強さに変わりはありません。(エキテン以外ならば整体netも少し検索に引っかかっています。後は地域限定のポータルサイトなど)

県庁所在地＋整体を検索してみた（途中の２８コでやめたけど）

「県庁所在地＋整体」というキーワードで検索順位を調べてみました。４７都道府県全て調べる気で開始しましたが途中で挫折しました。www

２８キーワードを調べてた結果、以下エキテンの順位になります。

• １位：１２都市
• ２位：１０都市
• ３位：４都市
• ４位：２都市

２８カ所の県庁所在地を調べたところ、１～２位を２２カ所でエキテンが上位表示されていました。恐らくす全ての「県庁所在地＋整体」を検索しても１ページ目にエキテンが入り込んでいると思います。

この結果は治療院業界にとっては、大きな結果となります。今回、検索順位を調べている過程で色々な上位表示されている治療院サイトを拝見しました。メチャメチャ勉強になりました。この勉強という部分は「オファーがどうの」「コピーライティングがどうの」という話ではありません。

気になる方は、ご自身の地域で上位表示されている院を分析してみましょう。「どうやって分析するの？」については今回は触れません。（本題からずれるので）

一部のポータルサイトは（エキテン、ホットペッパービューティーなど）検索エンジンの一つとなりつつある

これだけ地域名などで、上位を口コミサイトなどが占めているので、かなり大袈裟ですがGoogleのように検索エンジンの一つとなりつつあります。

一般の方にはエキテンの認知度はまだまだ低い状態ですが、知らない間に「Google（Yahoo）で検索し、さらにエキテンの中で探す」という行為がドンドン増えていく事になると思います。エキテンが突然の撤退やGoogleから重大なペナルティーを受けない限り。

エキテンよりも上位表示させることは可能か？

この質問が以前、アナリティクスでキーワードとして検索されていました。これの答えは「キーワードによればいける」になります。エキテンといえば、とんでもないボリュームのあるサイトになるので10ページ前後の治療院のサイトでは全く持って勝ち目がありません。（ページ数だけが指標ではないのですが）

仮に「○○＋地名」でエキテン越えを目指す場合には、エキテンを超える評価を得る必要があります。ここで一つ考えると、あなたの地域でエキテンが１位、あなたのサイトが２位の場合に「そもそもエキテンを超える必要があるのか？」という疑問が出てきます。

エキテンの場合には下記のようになります（大阪市整体で検索）。

のように「大阪市 整体の口コミ・ランキング」として表示されるので、資金と労力を使って１位と２位の検索順位をひっくり返したところで、費用対効果として考えると果たして取り組む価値があるかというと疑問が残ります。

治療院を探している患者さんからすると、口コミサイトと個別の治療院サイトはクリックする動機が異なるんじゃないかと。「口コミサイトは信用できない」や「口コミサイトで探すのが面倒」などの理由で、口コミサイトを利用しない方も多数いらっしゃるでしょうし、その逆で「口コミサイトで評判なら安心」というクラスタも多数いらっしゃると思います。

短期的な展望（ここ重要）としての理想な状況は「Googleでも上位表示されつつ、エキテンでも上位表示される」が理想な状態で、Google（通常の検索エンジン）からもエキテンからも集約できる状態になれば、広告費を大幅に抑えることが出来ると思います。

「口コミサイトが抑えきれていない」かつ「集客出来るキーワード」を抑えていけば（リスティング広告を利用せずに）、おのずと獲得コストを抑えることが出来ると思います。

オススメ方法の一つとしては「ブログを書こう」になります。

「口コミサイトは集客出来る治療院は今すぐ取り組もう」いや、ちょっと待った

ここまでエキテンを中心に、治療院業界にとっての口コミサイトの重要性を説明してきました。「口コミサイトは集客できる」という事で、ガンガンと取り組む事が良いかというと、少し疑問が出てきます。

地域にもよりますが、エキテンが上位１～２位両方を占めている地域もありました。エキテンが治療院業界で飽和状態になる事で、新しい口コミサイトに参入されている院も多いと思うのですが、エキテンに近い規模（整体＋地域で上位される）の口コミサイトがこれ以上増えると個別の治療院サイトは１ページ目から消えていく事になります。

これが本当に良いの状態なのかと考えると、これ以上口コミサイトの増加はちょっと考えたいところです。そのうち「○○＋地域」で検索すると、「上位１～４位まで口コミサイト」何て状態になりかねません。

飲食業界ではこの現象がすでに起きていて「大阪市焼肉」で検索すると（焼肉食べたい、久しぶりに十三行きたいな～）

SEOチェキ

のように１～１０位まで全て口コミ（まとめサイト）が占めています。こんな状態になると、大阪の焼肉店が集客するためには嫌でも有料で口コミサイトを利用せざるをえません。（ソーシャルや口コミだけで集客できる店舗何て本当にごく一部）ECサイト何てもっと顕著ですが、楽天にゴリゴリ持っていかれても利用せざるを得ない状態のようです。

このように、店舗側からすると「SEO対策せずに集客できる」という利便性を感じますが、知らずにジワジワ自分のクビを占めていることになります。治療院業界がこんな状態になると思うとゾッとしますね。

口コミサイトさんには申しわけないですが、これ以上口コミサイトが増えるのは個人的には反対です。（批判ではありません）新患獲得コストがドンドン上がっていきますよ。

大阪の焼肉屋さんが本気で集客を考えると、全ての口コミサイトに登録しその中で「上位に表示されるために有料会員になる」という事が必要になります。（Googleからのオーガニック検索で集客する事が出来ないので）

一つの口コミサイトを利用する院が増えると、その中で集客しようと思うと、結局検索エンジンと同様で労力と資金の投資が必要になります。「口コミサイトに有料会費支払い、口コミを登録してもらう労力」と「Google内で上位表示を競い合う」事どちらが良いか冷静に考えましょう。

まとめ

口コミサイトを利用する事で、集客出来ることは間違いありませんが、長期で考えると「高くつく」という事にもなりかねないので、エキテンは既に大きくなっているので仕方ないですが、これ以上の新規口コミサイトの増加は私は望みません。

ネットにある集客サイトのご利用は計画的に！！

再度告知、前回「新規サイトのブログを一緒書いてくれる人」を募集しましたが、まだ数人募集します。（作業のルーティンが出来るまでは４~5人が理想、後2～３人かな)

そこそこの作業量（ブログを書く）と期間を了承してくれる方ならば、きっと面白いことになると思います。（多分）複数人のブログ運営になるので「成果を求めながら、ゆる～くボチボチ頑張る！！」を理念、目標は「途中で投げださない、続けることが重要」として開始していきますので、このブログをリピートして読んでくれている「そこのあなた！！」ボチボチ一緒にやっていきませんか。自分のペースでやってくれて問題ありません。（更新頻度のノルマなどはありません）