治療院業界は他業種に比べて非常に、独立傾向が高い業種だと思います。高いどころか、いつかは独立しなければ業として続けていくことも難しくなってきます。大半の組織がそうだと思うのですが「日々、勉強しスキルを磨け」的な事を求められます。(私的経験では非常に多かったように思います)

勉強というと「組織の中での昇進」や「独立した時に困らないように」という部分があると思います。今後「独立していく」や「院の業績を上げる」という意味では間違いでないと思います。従業員といえども、院の業績を上げるという事を求められるのは当然です。ですが、頑張れる人って組織の中で少数派だと思います。

ここでいう頑張るというのは「日々の作業をこなす」という意味ではなくて、将来のためにエネルギー(時間やお金)を投資するということや「やりたい事をやるために、やりたくないことやる」という行動が出来るという意味での頑張るです。

頑張る、努力する=正解とは限らない

↑でも書きましたが、組織にいると努力する事や向上心を持つことを求められます。私も常々言っていますが「勉強しましょう」「努力しましょう」「考えましょう」と言っていますが、これは独立の道を選んだり、やりたいことがある人に向けての言葉で万人には当てはまりません。

従業員といえども業績アップを求められることは避けられません。業績アップを求める事は当然ですが、自己研鑽を過度に求めるとこれがストレスになり、退職の引き金になったりもします。

私が院長という名の中間管理職をしていた際に、上から部下やパートアルバイトに自己研鑽を求められるのですがやっぱり無理があります。当然なのですが、必要性を感じていないのに努力を求めてもやはり実践しません。目を光らせている時はやるかもですが、基本的には続かないし身になりません。

イケイケドンドンの組織にいると自己研鑽しない人間は何だか悪い事をしている雰囲気になってきます。これって良い面もあれば悪い面もあります。

そのままで、平穏な生活を望む人が大半な気がします。

という部分を人材育成や組織マネージメントを行う上で忘れてはいけない気がします。良く言いますが「パラダイムシフト(価値観の変化)には大きな不幸が必要だ」起こって初めて人は気づくということでしょう。

至極当然の話ですが、必要性を感じていない人に努力を求めても効果なしです。

経営者が集まっての勉強会や報告会的なことをあまりオススメしないのはこのためです。全てがそうではないでしょうが、いかに従業員をやる気にさせるかなどが議題になりがちだと思います。でも、皆がギラギラではやれませんよ。

イケイケドンドンじゃないと、働けない院になっていないか少し考えて見ていただけないでしょうか?

向上心が無い人でも、長期的に働ける院が増えるとその人達に居場所が出来ます。治療院業界に入る=最終的には独立という道以外の選択肢が増えると業界全体を見て見ると、治療院業界向上にも繋がる気がします。

院の成長=皆がイケイケドンドンではなくて、やりたい人間に手を上げさせてドンドンチャンスを与えるの方が自然な気がします。

向上したい人はイケイケドンドンで、現状維持を望む人は組織を支えてというような組織はいかがでしょうか?

ということで独立の道を選んだ人たちは、イケイケドンドンで勉強し考え実践していきましょう。

 


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