治療院も新規開業もあれば閉院する院もあり、何とも言えない気分になります。新規開業となるとワクワク感と不安が入り交じり複雑な心境でしょう。業績不振での閉院時には落胆となるわけですが、そんな状況を見て新規開業をお考えの方へ、非常にウザイアドバイスを少々してみます。
新規開業時には全ての事が予定通りに進まないと想定しよう
新規開業時にはワクワク感で冷静に判断が出来なくなります。これが非常に怖くて、開院後想定外の事が起きると挽回する事が困難になります。はじめに躓くと落ち込むのでね。
ベストな状態は予定通り予定外という感じで準備が出来れば良いと思います。
集客、人材確保などなど想定しておかないといけないことは沢山ありますよね。多くの方が、開業時には軽めの興奮状態になられています。冷静に落ち着いて考えて見ましょう。現在の計画が破たんした際に、二の手三の手が用意できているか。
心配しすぎなくらいで丁度いい、臆病になりましょう。
- もし、開業後集客出来なければ?
- 採用したスタッフが早期退職となったら。
- スタッフが労基に駆け込んだら
- もし、リピート通院が取れなければ
ワクワク感を抑えて、やりたい事とやりたくない事、やりたい事をやるためにやらなければいけない事は何なのかについて今一度考えて見ましょう。「どこどこの院が上手くいっているから模倣してみよう」となっても、本当の成功要因が分析出来ているかという問題もあります。
また、繁盛している治療院からの独立時にも多々ありますが、そこの院が繁盛している事と新規開業時に繁盛するかは全く別の話です。
出来るだけ借り入れは、無しの方向で
開業時には出来るだけ、借り入れは無しの方向で進めて行きましょう。治療院というスモールビジネスなので、取り入れたい機械や物件等あるとは思いますが、借金は無ければないほど良いでしょう。
本当に必要な事(収益として)は思っておりよりも少ないですよ。
「患者さんのために」は分かりますが、まずは経営を軌道に乗せる事が大切で、その後に追加していけば何の問題もないと思います。
「絶対必要か?」の観点で考えて見ましょう。「あればいいな」ならばそこに資金を使う事は止めておきましょう。
- バカ高い看板本当に必要?
- 流行りの治療機器本当に必要?
- おしゃれな内装本当に必要?
あなたが開業し軌道に乗せるために絶対必要でしょうか。経営者になるので全て自分で決めることが出来ます。それは、良いような悪いようなです。
あなたが持っている資源と能力を冷静に見極めて、計画を立てていきましょう。時には計画自体を大きく見直す必要性が出てくることもあるでしょう。目標に固執して、経営破たんしないようにしてください。
合言葉は
予定通り予定外・希望的観測を捨てる・成るように成るは成るようにしかならない!!目標達成は必然性が必要。
治療院経営は長丁場です。長期の繁栄をお祈りしております。若者もそうでない人も色々あると思いますが頑張れ~
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長期的に治療院を安定経営させるために必要なポイントをお伝えします。
・スタッフ採用前に準備しておくべきことは?
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