以前、紹介で治療院業界とは全く関係ない業界の方のコンサルティング(コンサルと言うより、相談ですが)の相談を受けました。あまりにもニッチな業界なので、伏せておきます。数が少ないので言うと絞れてしまいます。
非常に職人性が強く「商品を作る。」という事以外は、非常に苦手で「良い物作れば何とかなるか?」的な感じでアルバイトしながら活動されていたようですが、限界を感じて紹介での相談となりました。
コンサルティング(相談)を受ける際に一番はじめに確認すること
コンサルを行う際に最も大切で「コレが無きゃ、話にならない」ことがあります。それは何かと尋ねたら、ベンベン!!
本人のバイタリティーと考え方。
この2つはとっても重要です。基本的には、話をお伺い→問題点の発見を行い→解決策を提示の流れになりますが、これ重要。
クライアントさんには大きく分けて2つの状況があります。
- 業績は順調で更なる発展に向けて。(4~5から10に向けて)
- とにかく業績を改善。(0から1に向上。)
業績改善という意味では、同じなのですが1.2状況が全く違います。↑の依頼主さんは2の状況でした。2の状況の方に多いのですが、改善策がどうのと考える以前の問題が出てきます。
1.バイタリティー
これは活動するための力ですね。正直バイタリティーがモリモリならば、コンサルつけなくてもいずれかは何となると思います。問題は「資金的にショートする前に解決出来るか。」だけだと思います。
クライアントさん事態に、動く気が無ければ、私ごときでは全く持って力になれません。今回ご紹介した依頼主さんは、商品を作り以外にあまり動く気が無いようで「何とかして」を強く感じたのがお断りさせて頂いた大きな要因です。
治療院経営者さん、とにもかくにもバイタリティーです。動く気があれば、大抵のことは解決すると思います。(無理なことは無理ですが)不思議なものでバイタリティーモリモリで「一人でもいずれ成果出すやろな」と感じる人ほどお問い合わせ頂く気がします。
2.考え方
これも重要で、広告費の概念が無いとか、資金に余裕が無い、それなら経費が掛からない方法を提示するのですが「どれも気が乗らない」とか、「単価上げてみましょう(リスクを最小限に抑えて)」これも「う~ん・・・」となると、あれやこれや解決策を考える前に、考え方を修正するところから始まります。これは売上高を改善するよりも困難です。
ということで、今回はお断りさせて頂いたわけですが、色々情報収集したりする前に1つ胸に手を当てて自分のバイタリティーを確認してみて下さい。
バイタリティーが無ければ、成果が出るまで動き続ける事は出来ないでしょう。逆にバイタリティーモリモリならば、何とかなると思います。情報収集する前に、バイタリティーの確認を是非やってみて下さい。
- バイタリティーが低いと行動出来る選択肢範囲が狭い。
- バイタリティーがモリモリだと行動出来る選択肢が広い。
選択肢が狭い状況だと、情報を集めても活かす事が出来ないという単純明快な理屈です。世の中実はとってもシンプルかもです。
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