先日書いた↑エントリーの最下部で質問に答えてくれた人がいたので、さらに掘り下げて書いてみたいと思います。質問した内容はというと
- 一旦計画を練り直してみます。(必須)
と思った方ポチっと押して下さい。
という質問になります。要約すると「オシャレな外観、オシャレなホームページ」で検索するようでは「出店してもかなり厳しい結果が待っている」というかなりウザイ内容でした。「誰かに伝わればいいや」の思惑で書いてみると誰かに伝わったようで、このブログ自体がどれほどの効力があったかは分かりませんが、多少なりとも影響があったという(自己都合よく捉えて)今回はもう少し掘り下げて書いてみます。
あなたの院に従業員がいるなら、結構やばいかも
とりあえず「このブログが切っ掛けで、計画を練り直してみようと思った」という前提で話をす進めて行きますが、もしあなたの治療院に従業員がいるのに、このブログが切っ掛けになったならば「今回は計画が甘かったな」という反省よりも、さらに反省しなければいけない事があります。それは
従業員が経営者に意見出来なくなっている確率が非常に高い!!
という事です。「従業員の中にも、計画中止した方が良い」と思っていた従業員がかなりの確率でいたと思います。その従業員がテンションが上がっている経営者に「意見出来ない」もしくは「意見する気が無い」という状況になっています。これは非常にまずいですよ。このまま放置するとあなたの院に長期的に残る人材はほぼ、YESマンか無気力マンになります。
私も何度も経営者に発言して嫌われた経験がありますが(それだけが嫌われた原因じゃないと思いますが)、経営者がテンション上がっている状態で「それは、中止した方が良くないですか?」と意見するともれなく、経営者に嫌われます。もちろん昇進も遅れます。かなり、鬱陶しい顔されます。www
論理的に説明しても、まあ聞きまへん。最終的には「いや、もうこれで進めると決めた」で会話が終わってしまった経験が多々ありました。懐かしい思い出ですが。
質問に答えてくれた経営者さんへ
確かに全リスクを負っているのは経営者なので、最終的な決断は経営者がすることです。ですが、あなたの院にあなたの意見に対して反対する人間がいないといいうことは高確率で「どうでもいいや」の従業員が大半を占めている可能性が高いと思います。
経営者が嫌な顔する事も承知で、自分に何のメリットもないのに経営者に意見する人材を大事にして欲しいなと思います。「人材育成」だなんだと言いながら自分に都合の良いYESマンを揃えていないでしょうか?
コンサルタントを初めてから強く感じる事ですが、話をする相手が「コンサルタント」として話を聞いてくれている事を感じます。本当に大切なのは「誰が言ったか」ではなくて「何を言ったか」だと思うんですよね。同じ事を言ってもコンサルタントだとお金を貰って話をするのですが、従業員としては無料で話をしても聞いてもらえない。という悲しい現実があります。
「神田さんが言っていた」とか「治療院カリスマコンサルタント」(私は全くカリスマ性もないので)が言っていたから聞くでは、そもそもおかしいと思いますよ。的確な内容を言ったならば、入社間もない従業員でも意見は聞くべきです。(無料だしね)
何度も言いますが「誰が言ったか」ではなくて「何を言ったか」です。この部分を汲み取る力を上げる必要があると思います。今回何が切っ掛けで計画を見直す切っ掛けになったか本当のところは私にはわかりませんが「出店計画を見直す」と共に「聞く力」と「従業員との関係性」を見直すことを大きなお世話ながらオススメします。
ということで、いつにもまして鬱陶しい内容となりましたとさ。チャンチャン。Kindleポイント還元セールで本買いすぎまして、請求金額が本代にしては恐ろしい金額になりそうです。ますます、視力が落ちていく・・・ついにメガネを購入か?!
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